一番上手いフェスバリの演奏はどれか?

一番上手いフェスバリの演奏はどれか?


吹奏楽曲の中でも難曲と名高い「フェスティバル・ヴァリエーションズ」。名演と言われるものも多いけど、参考音源にはどれを聴くべきか、総合的に一番上手いのはどれなのか?僕の結論を伝えたい。

ちなみに、僕は合計で飽きるほどの長い時間この曲と触れ合ってきたので、もう嫌いだ(直球

フェスバリでのコンクールで全国金賞は今のところ、

  • 1983年のヤマハ吹奏楽団浜松
    史上初の金賞。インパクトの強さで勝ったのかな?という感じ。序盤は「えぇ…」という感じで始まるけれど、やっぱり弱奏部とかは丁寧で上手。ホルンはひどいがサックスは相変わらずさすが。全体的にあんまりいいとは言えない感じだけど、僕はゆっくりなフェスバリが好きなのでテンポだけは心地よい。
  • 1984年の天理高校
    有名でしょう。でも頭のホルンは残念な感じになっている。それでも朝イチで高校初の金賞をかっさらっていった。妙な味付けが僕は好きじゃないし、テンポも安定しないねえ。天理はやっぱり85年のセントアンソニーの方が歴史的かな。
  • 1997年の愛知工業大学名電高等学校
    中間部終わりのコントラバスクラのソロで拍手が起きてしまった伝説の回。まだまだ曲が知られていなかったってことでしょうね。ソロの子もかわいそうに…。
  • 2008年の精華女子高等学校
    これで一気に知名度と人気が上がったでしょう。割と落ち着いている演奏で、悪い意味での勢いがないのが好印象。今までの演奏の中だったら間違いなく一番上手いとみんなが感じたでしょうから、そりゃ話題にもなったよね。
  • 2012年の東海大学付属高輪台高等学校
    これもかなり上手。サウンドがよりゴージャスでにぎやかイメージ。このバンドはよく都会的で華やかなトゥッティが強みと言われるけど、まさにその通り。細かいところちょっと耳を塞ぎたくなるところもあるけど、勢いと合奏力で金賞を取ったんでしょうね。
  • 2013年の精華女子高等学校
    またここ。一番好きな演奏とする人も多いはず。実際めちゃ上手い。ホルンは高校生離れしてるよね。藤重先生はホルンの先生なんだけど、それを抜きにしても上手。もちろんホルンだけではないけど、全体的に勢い勝負という感じで、良くも悪くも若い演奏。

まあまず、僕は自分の中でのベストの演奏を決めるときにカットされたものを選ぶのはあんまり好きではない。もちろん、コンクールでの数々の名演のうち僕も全く異論無く一番だと思っているものもあるけれど。

そうなると、あとはアマチュア、もしくはプロから選ぶ。有名なところだとシエナのブラスの祭典に入ってるやつとか佼成や土気シビック、最近だとなにわのも名演と呼べるものだろう。だけど僕はこれを選んだ。

廃盤となったNUTSのフェスバリ

おそらくこのジャケットを見たことある人はそうそういないんじゃないかな。なにしろとうの昔に廃盤になっていて今では情報もほとんどヒットしないというレアさだから。

演奏しているのは「ベルギー・ギィデ吹奏楽団」というところで、このアルバムにはフェスバリの他にも良い曲がたくさん入っているから(有名どころだとラプソディー・イン・ブルーやキャンディード序曲)、もし!もし、どこかで見かけたら死ぬ気で手に入れた方がいいと思う。ちなみに僕は今現物は持っていない。

この演奏のなによりいいところは、その抜群の安定感と心地良いテンポ。決してはやくないのに、疾走感と躍動感がまったく失われていないのが素晴らしい。サウンドのブレンド感とゴージャス感もピカイチ。転びやすいリズムなんかもグルーブ感しっかりで気持ちいいし、しまいには録音もきれいときている。とにかく聴いてみてほしい!

こんなに文句の付け所のないフェスバリは他に聴いたことないんじゃないかな?

でも多くの人は、聞き慣れている自分の好きな演奏があるだろうから最初は「なんだよこれ」って絶対思うと思いますが、それをこらえて、何度か聴いてみてくださいな。僕だってこの曲かなり嫌いになってから全く聴かなくなったけど、この演奏久しぶりに聴いたらちょっといいなと思っているw

これを伝えたかっただけの記事だから、もういいや。早急に終える。
ありがとうございました。


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