【効率の良い暗記法まとめ】正しい物の覚え方を知る

【テストで得点アップする一番の近道】正しい物の覚え方と効率の良い暗記法


「記憶力が悪い」とか「暗記が苦手」とかっていう方へ向けて、僕が思う頭の情報整理の方法を紹介してみる。そのためにはまず「覚えることと暗記することの違い」の理解から始めるととても良いと思っている。

そんなわけで、まずは頭に新しい情報を入れるルートにはどんなものがあるのかっていうところから話を始めたいと思います。その上で、僕が学生時代に実際にやっていた定期試験での点取り方法を織り交ぜて進めて行こうかな。

僕は学校の授業は97%寝ていて提出物もまったく出さないようなタイプだったけど、テストの点だけはいつも上位5番くらいには入っていた。でもこれは自慢でもなんでもなくて、むしろやり方さえ分かっていれば誰でもテストの点なんか取れるんだっていうことの証明だと思っている。

どちらかというと短期決戦的なところがあるので、受験なんかにはちょっと向いていない部分もあるかもしれないけど、基本的な考え方は全て同じなので日常生活においてなにからなにまで役立つ頭の使い方ができるようになると思う。

それでは、どうぞ最後までよろしくお願いします!



覚えることと暗記することの違い

一般に、物を覚えるっていう一言ではそれがどういう意味を含んでいるかは確定されない。「5分後に覚えていればいい」状況もあれば、「1年間継続して覚え続けていなければならない」こともあるかもしれない。特にこの「長期間自分のものとして使い続ける」場合を、今回は「覚える」もしくは「知る」という言葉で定義しようと思う。これはつまり知識を完全に自分のものにするというニュアンスで、内容を理屈で理解できているような状態をイメージしてもらえるといい。

反対に、1週間後のテストのときに解答欄に言葉を埋めることができればいいという程度のものを「暗記」と呼ぶことにする(覚える字面の長さの話ではないので、それが数学の証明全文だろうが経済の図表丸暗記だろうがここに含まれる)。言い換えるとこれは知識として吸収されているわけではなく、あくまでも「AときたらB」と強制的に頭になすりつけているだけの状態に近い。ゆえに、中身の理解は伴わなくても良い

テストで点を取るという話に限定するとメインの話題はこっちになるかと思うけれど、今回はなるべく偏ることのないようまんべんなく話ができればと思っています。

知るとはなにか

まず第一に暗記することとの決定的な差として、道筋を辿って理屈を理解して得た情報は忘れにくいというものが挙げられる。

また、忘れないものには大きく分けると3種類あると思っていて(僕の考え)、

  1. 毎日触れる、考える、見るゆえに到底忘れることができなそうなもの(ex.毎日会う人間の顔や名前、キーボードの配置、自分のデスクの場所、足し算引き算や文章を書くなどの一般常識)
  2. 身体が覚えているもの、手続き記憶と呼ばれている(ex.自転車の乗り方、泳ぎ方、箸の使い方、楽器やスポーツなど専門技術の感覚)
  3. 継続して知識が追加されていくので自然と身についていくもの(ex.一番分かりやすいのは仕事、あとは新しく手に入れた物の使用方法とか)

みたいになる。

今回一番関係が近い話はお察しの通り3で、理屈を理解しながら得た情報は忘れにくいという話もここで関わってくる。アルバイトでもない限り、仕事をもらうときには必ず理由、もしくは目的があるはずである。とすればその目的のためにはなにが必要でまずはなにをしなければならないか、という風に逆方向に物事を考えられる。これが大切。

今のは分かりやすい例として挙げたけれど、これは勉強にも使える。暗記テクニックの項で詳しく説明するけど、たとえば歴史のある制度の名前を覚えるとき僕なんかは、その歴史上である一定のまとまりを作って、その制度が生まれたのはなぜなのかっていうのを流れで覚える。これが道筋、理由、背景なんかにあたる。しかもまだメリットはあって、流れで覚えているからひとつが頭に思い浮かぶと芋づる式で他の対象も浮かんでくる。言葉1つをやみくもに暗記するより遥かに効率がいいのだ。

いつかは忘れる

ひとつ大事なのが、上の3つどれであっても情報を与え続けなければいつかは忘れるということである。エビングハウスの忘却曲線っていうものがあって、絶対に忘れないことなど理論上は有り得ないっていう話を説明している。まあ自転車とかは何十年乗らなくても乗れそうな気がするけど、それは本当に身体が覚えているっていう現象なのかも…(適当

エビングハウスの忘却曲線
継続して情報を流入させると忘れにくくなっていくことがわかる

「知る」のまとめ

とまあそんな感じで、これが「知る」という言葉のイメージだと思ってもらえるといいかなと思います。要は頭を使っているかということになる。「結局頭の良さによるじゃん!」と思った方、待ってくれ。これは訓練で鍛えられる上、コツをつかめば簡単だから安心してほしい。

経験上「物覚えの悪い人」っていうのは、だいたいここが苦手であるパターンが多い。ボーッと話を聞いていたり、聞いた言葉でしか自分の頭の情報を発言できないタイプ。そりゃ覚えらんないわ、といつも思っている。

余談。
よく「勉強ができると頭がいいは違う」なんて言葉があるけど、これは半分正しいし半分間違っていると思う。下で書くけど、暗記するオンリーで点を取ること=勉強ができることというならたしかに合っているけれど、さっき言ったように勉強にも知識の習得の仕方を応用できるなら分離して考えるのは間違っている。まあひとつだけ言えるなら、地頭がいい人とか頭の回転がはやい人はなにをやってもうまくこなせる率が高いのは間違いないだろうね。

暗記とはなにか

反対に、一時的な記憶として頭に詰め込むだけのことを暗記という。細かい定義があるのかは知らないけれど、とりあえず僕はそう思っている。

したがってテストで点を取りたいときはこちらがメインになると思われる。ただし、自分の仕事のために資格を取るなどの場合は、その勉強で得た知識が自分の物になっていないと意味がないため暗記では無駄足になるだろう。

実は、僕は他の人がどういう風に勉強(ここでいう勉強は暗記の方)をしているのかよく知らない。だからこの記事を呼んでくださっているみなさんが、暗記というものに対してどういうイメージを持っているかも分からないのだけど、ひとつ言いたい。

こちらもコツをつかめばみんな同じようにできる、ということを。

現に僕は中学・高校・学生時代と、テスト週間になるまで範囲なんておろか、内容についてもほとんど知らない状態であることがほとんどだった。せいぜい早くて2週間前に教科書の初めて見るページと触れ合うところから始める。それでもその辺の学校の試験なら全く問題なく点は取れるのだ。ただし僕は進学校とか特進クラスではなかったのでその辺の保証はちょっとできないけれど。

普段のくそみたいな授業をがんばって聞くより遥かに人生が豊かに、有効に使えるから、ぜひおすすめする。

短期記憶

人間が同時に新しいことを覚えられるのはだいたい7つまで、と言われている。

5桁 62198

6桁 145463

7桁 7614872

8桁 31354549

9桁 257106342

どう?

こんな感じで、一瞬だけ意味のない文字列を覚えたりするときの記憶を短期記憶と呼ぶことがある。まあ仮に短期記憶であったとしても、覚え方にはコツがあるので安心してください。人によって7±2だそうなので、9まではいける人もたくさんいると思う。

以上が暗記とはなにか、という話。次からは情報を得た後の話をしますね。

得られた情報をどう整理するか

とりあえず読み飛ばしていただいても構わない部分ではあるけれど、僕はけっこう重要なポイントだと思っている。

ここで話したいのは、上記2つの「知る」「暗記する」いずれの方法でも、取り入れた情報をどう片付けるかで定着の度合いは大きく変わってくる、ということである。

要点は以下。

  1. 情報の重要度分けを行う
  2. 情報のジャンル分けを行う
  3. 定着しにくい項目を知る

1つずつ見ていきましょう。

1.情報の重要度分けを行う

これは順番的にも最も優先度が高い。なぜなら、単純に重要なものほどなるべく覚えているべきであるということに加え、重要なものを覚えていればそれに含まれる下の項目も覚えやすくなることが多いからだ。

スーパー極端な例だけど、以下のような事柄を「暗記」している最中だとしよう。

植物の種類分け

ここでまず「双子葉類」から覚えようとする人は絶対いないでしょう?そういうこと。

つまり言い換えると、覚える順番は包含関係の中で包んでいる方から、ということになってくる。

包含関係っていうのはこういうことね。
奇数⊃1,3,5,7,…

ポイントは整理

で、話はまだ終わらない。このトピックはあくまでも知識を取り入れた後の「整理」の話なので、今のままだとただ単に暗記する順番の話に留まってしまうからだ。

同じ「ひとつ」覚えるのでも、どう考えても穴埋め問題で1個しか出題されなそうなものを覚えるのと、江戸幕府の将軍家は徳川さんっていう人たち、っていうのを覚えるのとでは意味が違うことを理解していただければなと思う。

そしてこの「重要度分け」の何よりのメリットは、重要度を考える上で暗記していたことの「理解」に繋がる、つまり「知る」へ近づけるということだ。これがいかに大きな意味を持つかはもうご理解いただけるのではないか。

頭に取り入れるときは効率よく暗記する→取り入れたあと頭を整理するのと同時に「知る」へ持っていく

で、当然「反復確認」(後述)のときはその重要度順で並べた順番で行っていく。

以上がここでのキーです。

2.情報のジャンル分けを行う

ここで行うことは「情報のファイリング」だと思ってもらえると良い。

あなたはクリアファイルを5枚持っている。
そして学校で国語・数学・理科・社会・英語の5教科のプリントを5枚ずつもらったとき、あなたならどうしまうだろうか?
決まってますよね。科目毎に分ける人がほとんどでしょう。

頭の中でも同じことをやるべきっていうのが僕の言いたいことなわけです。

その時々によってまったく状況が違うので一般化して説明するのは難しいんだけれど、イメージとしてはとにかく自分の分かりやすいところでどんどんグループ化をしていくこと

そしてそのグループが包含関係によって並ぶとき、前述の重要度分けとうまく絡んできて一気に頭の情報がすっきり整頓される。グループごとの位置関係を理解しておけば、どこになにがあるかっていうこととそれがどの程度重要な意味を持っているかが同時に分かるんだよね。

このとき大切なのは、ある1つの項目が複数のグループに所属しても良いということ。むしろ多い方がいい。そうすると、aという項目を見て「これはAにも関係しているしBにも関係しているな」とどんどん連想がなされていき、「ある1つ」を覚えることによる効果がぐんと高まるからである。

文字にするとすっごいややこしいし、僕を「気難しくてヘンクツそうなやつ」だと思う方もたくさんいらっしゃるだろうけど、感覚が分かると無意識にやらざるを得ないくらいになれるはず。ここは内容をあんまりお伝えできていないと自分でも分かっておりますので、もう少し言い例えや説明が思いついたら随時追記・編集していきます。

3.定着しにくい項目を知る

上記2つの重要度分け・ジャンル分けを行った後、さっと頭の中を見渡してみると、ちょっとぼやけているような箇所が必ずあるはず。重要度やグループの階層関係があやふやになっていたり、そもそもなんのことなのか理解できていないところだったりすることがだいたい。

要は、この「ちゃんと頭に入ってきていない所」を自覚するために整理をしていると考えると良い。

各5教科のプリントを50枚ずつもらったとき、50枚全てを机の上にぶちまけてしまってはなにがなんだか分からないのと一緒。テスト前になったらみなさんも分からないところには印をつけたりするでしょう?当然各教科に分けて、範囲順に並べたりした上で。
あれを自動的にやってくれる状態まで持って行くということ。

そしてここで分かった自分の「弱点」を徹底的に繰り返し頭に叩き込みなおしていく。これを試験の始まりのチャイムが鳴る瞬間までやっていれば、余程の暗記量でない限り大丈夫。国語系・理科系・社会系の3科目辺りはちょろいもんでしょう。

ここまで読んでいただいたみなさんになら言わずもがな、数学と英語はより「理解」が必要な科目なので同じようにはいかない傾向があるということですね。

テストで高得点を取るためには?

さて、ここまでの前情報から一回まとめると、たとえ学校の定期試験レベルでも可能なら「知る」によって知識を得るに越したことはないということが分かる。前述の通り圧倒的に忘れにくい上に、知識っていう引き出しはいくつも開け方がある=応用の利く情報として利用できるようになるからだ。一を聞いて十を知るじゃないけれど、1つの情報からたくさんの考察や推測に繋げられるかもしれない、とするならどう考えてもこちらにメリットがあるのだ。

というのを前提として伝えた上で、実際の暗記テクニック(というか僕が試験のときにやっていたこと?笑)を紹介したいと思います。

口を酸っぱくして言うけれども、暗記によって取り入れた情報も「整理」によって「理解」へと繋げていくことを忘れずに。

効率の良い暗記テクニック

ではいよいよ、実際に僕がやっていた暗記テクニックを紹介していこうと思います。テクニックの種類は大きく2つ、考え方というか概念的なものとそうではない物理的な話とに分かれる。最初の2つが前者で、残りの6個で合わせて計8個のご紹介。

1.覚えるものからなるべく規則性を見出す

単なる数字や記号の羅列だろうが政治家の名前だろうが物理法則の名前だろうが、意味もなく並んでいるだけに見えてそこには絶対なんらかの法則が隠れている。

たとえばこんなの。

売上総利益 売上高 – 売上原価
営業利益 売上総利益 – 販売費および一般管理費
経常利益 営業(外)利益 + 営業外費用
当期純利益 経常利益 + 特別利益&特別損失

まず簡単なところから言えば、これは順番に話が進んでいくものなのだから、計算式の1項目は必ず1つ前の名称のものになっていることに気付けるだろう。

でもどちらかというとここで僕が言いたいのはそういう「意味的なもの」ではなくて、たとえば①1行目は全て「売上」という言葉から始まるな、とか②3行目はどちらも頭に「営業」と付いているな、とか③式は「- – + +」だなとか④右下2つは「特別」っていう言葉が続くな、、、とかこんな感じである。

ただのこじつけじゃねーか!とほとんどの方が思うだろうけど、これは想像以上に効果がある。こういうことを考えながら表を眺めているだけで、とりあえずはすぐに一時記憶になってくれる。特に③みたいなのは僕もよく利用するんだけれど、なにが便利って順番なんかなんだっていいということ。見たモノを全て「法則に基づいている」と思えば簡単に頭に入ってくるからぜひやってみてほしい。

たとえばこの表がすっからかんでテストに出てきて穴埋めをやるなら、僕は今書いた①②③④のような順番で埋めていくのだ。自力で無理して覚えるのは左の4つで十分。

  利益 売上    売上
  利益      –    および
  利益 営業( )利益 + 営業
   利益     + 特別 &特別 

最初はこんな感じから始まって、左4つが埋まれば

売上総利益 売上高 – 売上原価
営業利益 売上総利益 –   および
経常利益 営業(外)利益 + 営業
当期純利益 経常利益 + 特別  &特別

この辺までは絶対に辿り着けるはずだろう。

あとはこれから紹介する方法と合わせて表と繰り返し見つめ合えば絶対に覚えられる。この覚える数を少なめに線引きするのも精神的に非常に有効なので覚えておくべき。

間違っても「売上総利益は、売上高から売上原価を引いたもので~」などのように1行ずつバカ正直に覚えていってはいけない。

2.今までで知っているなにかと関連づけられないか常に考える

これもついさっき言った「覚えるものの個数を極力少なくするため」の方法である。つまり、「これから覚えようとしているものは自分が全く知らないもの」と思うではなく、少しでも関連性を探すことによって「これはもう自分が知っているものだ」と考えるのである。

なにをさっきからエセ催眠術みたいなことを、とまた思うだろうけれど、これはそういう「考え方」としてももちろんそうだけれど、実際にこの過程で頭に取り込めるものの量が格段に増えるから騙されたと思って試してほしい。

歴史の勉強中の「流れを考える」というのもここら辺の話で、今までのどこの部分にくっついてくる話なのかを常に考えながら暗記を進めていくということである。

ここでのポイントをまとめておくと、新しく覚えるべきものと(完全に新規で)覚える必要のないものをはっきり区別させる、ということ。

3.文字、文は声に出して読む

これは科学的というか医学的というかちゃんと証明されていて、一度声で発したものは口が覚えてくれるあの感じのことを言っている。

方法は簡単で、新しい言葉を見たらとにかく発音してみるだけ。欲を言うならただ単に読むだけではなく、ひとつひとつ頭の中で噛み砕いていくようなイメージで読み上げるとよい。このとき、2つ後に紹介する「5.データで覚えるのではなく、写真を撮るように絵で保存する」も併用する意識を持つと尚効果がある。

ぶつぶつ言わずにはっきり言葉を発するのがポイント。

ちょっと余談。
誰かから急な報告を受けたときや電話がかかってきたときに、理解が追いついていないと無意識にその言葉を反芻していることがあるでしょう?

あれって、頭が処理として追いつけていないときでも、口は聞こえてきた文字列を同じように発音すること自体がとても得意だからできること。「耳から入ったリズムや文字数と差異があると違和感を感じる」ようになっている。自分の口がリピートしたのを聞いて初めて頭に入ってくることってよくあるよね?
口に頼る信憑性にもなるかなと思ってのお話でした。

4.身体を動かす

これも実証されているお話。軽い運動をしながらだと頭への入りが良いというもの。

でも僕はこれ自体に頼って暗記をするというより、集中力がなくなってきたときに歩きながら音読をしたりして(「3.文字、文は声に出して読む」の利用とか)、気分転換みたいな使い方をしている。

このあとに机に戻るとあらびっくり。頭がすっきりしている。

5.データで覚えるのではなく、写真を撮るように絵で保存する

もしあなたが左利きであるのならば、このトピックは信じられないくらいあなたの力になるでしょう。
もちろん左利きでなくても知っておいて損はないし、意識して訓練できるのでぜひお試しあれ。慣れると無意識でも数時間前に見た車のナンバーとかを普通に思い出せるようになる。

ここで話すのは「中身を一個ずつ情報として覚えるのではなくて、カメラのシャッターを切ってしまおう」という話。たとえば下の図を見てくださいな。

図形を視覚で覚える

例えばこれを一定時間見せられたあとに、「どのイラストがどこにあったか配置してみて」みたいなおなじみの問題が出るとする。

そういうときに、「迷彩模様みたいのは上の段の右から2番目で、星はその右隣で。あっ、赤と黄色と緑のピーマンみたいのは左下にあったな…」とかそういう覚え方をせずに、この画面を脳みそを使ってスクリーンショットしろということである。

仕事で「この配置記録しといて!」なんて言われたら、1つずつ場所を文字でメモするのではなくて、ほとんどの人が写真を撮るでしょう?(携帯電話を使っていい職場ならね)

やり方としては、「とにかく頭の中で“言葉”を使用せず、全体的にボーッと見つめながら映像を焼き付けていくようなイメージ」を持ち続けること。
詳しい方法を知りたい方は、「写真記憶」や「直観像記憶」なんて調べてみるといいかもしれない。

なんで左利きが得意なのかっていうのは、こちらも「右脳 左脳 役割」とかググってもらえたら分かるのではと。僕が話すといつも通り脱線が長くなるので割愛します(苦笑

6.反復確認

これはテスト対策においては最も核となる方法になる。概ね流れは以下の通りで、単純。

  1. 暗記したい項目を赤字(消えるシートで消えないインク色の場合、オレンジなんかもおすすめ)、その下に黒下線、その後ろに項目の説明という風にひたすら箇条書きをする。暗記するべきは項目名なのか説明の方なのか、よく考えるのがポイント。また、説明も長ったらしく書くのではなくこの言葉が出てきたらこれ、というくらい単語に絞って書くとなお良い。
    箇条書きの例
    箇条書きの例
  2. 書き出した物を全て赤シートでチェックして、1度目で答えられなかったものにチェックをつけておく。3回目くらいまで同じことを繰り返す。
  3. 全て答えられるようになっても、チェックがより多く付いているものに注意をしながらテスト本番まで継続して確認をする。このとき、この箇条書きリスト自体に慣れてしまって全く頭が働いていないのに「覚えた!」と勘違いをしてしまうケースが多いので、常に頭をリセットして確実に答えられるかチェックすると良い。順番を変えて行うのも非常に効果的。

この方法の最大のメリットは、「元々自分が全く知らないこと(上で話した完全新規の情報のこと)しか書いていないので、これされ覚えてあれば問題はゼロである」と自信が持てること。この箇条書きリストに全幅の信頼を置けるのである。

リストが多すぎる…という方は、先に話した「関連づけ」や「グループ分け」などで何か自分の知っているものに紐付けられそうなものがないかもう一度確認してみるといい。

7.自分の言葉で説明しなおす

これはどちらかというと、暗記テクニックというより「ちゃんとした勉強」のときに有用な手段である。つまり今回の定義でいう「知る」よりの方法。

僕は参考書なんかを見ながら新しいことを勉強するときは、さっきから何度も言っている「完全新規の情報」のみを、ポイント化してまとめたものをノートに箇条書きしていくというスタイルを取っている。

このとき、完全にその新規概念を理解した上でさらに頭の中で簡潔にまとめるっていう作業によって格段に理解度が上がる上に、前述の反復確認をするときなんかもより自分に対して分かりやすく情報を残しておけるメリットがある。さらには時間が経って少し忘れかけていた場合でも、自分にとって最も分かりやすいまとめ方がされているためすぐに理解した状態へ戻れるというおまけまでついている。

日常の生活でも大いに使うべきである。
(上司)「こういう仕事あるからお願いしていいかい?」
(自分)「それはつまり~~で~~ということですね?」
(上司)(おっ、ちゃんと理解しているな)

8.常に副交感神経が優位な状態を意識する

脳には大きく分けて2つの状態がある。「交感神経が優位な状態」と「副交感神経が優位な状態」である。

簡単に言うと、前者が活動状態にあって興奮しているとき、後者はリラックスして落ち着いているときである。当然勉強や暗記に際しては後者の方が向いている(活動状態とあるけれど、前述した身体を動かすっていうのもリラックスのためにやるものなので、あれも副交感神経優位状態を狙っているといえる)。

副交感神経ってワードだけで別の記事を書きたいほど色んな話があるのだけれど、ここで伝えたいのはただ1つ、「お風呂から出た後は最高に集中できる状態にある」ということ。1日の中で勉強もしくは暗記のメインの時間を充てるならぜひここに設定するべきである。願わくば、お湯に浸かるとさらに良い。より副交感神経が優位な状態になる。間違ってもお風呂から出た後にスマホやPC、テレビの画面を見てはいけない。一気におじゃんである。

またまたおまけとして、僕が学生の時に膨大な量の暗記をしなければならないときに使っていた最終手段があるので紹介しておく。お風呂好きじゃないと無理かもねw

  1. 紙ベースに暗記項目を書いたものをまとめておく
  2. クリアファイルを2枚使って1枚ずつ完全防水する(それでも少し濡れるw)
  3. お湯に浸かりながらひたすら叩き込む

恐ろしいほど効果があるので興味がある方はやってみるといいかも。

その他(試験のための小ネタとか)

ここでは直接の暗記方法ではないけれども、テストでナイスな点を獲得するためにやっていたちょっとしたことを書いてみたい。全部で4つ。

1.テスト期間中の計画立てをしっかりと

よく覚えてないけれど、だいたい1週間前とかから部活も休みになったりするよね?いわゆるテスト休みみたいなやつ。この計画をちゃんと立てられるかで今まで話した方法をどう使うかも全く変わってくる。

例えば僕なら、授業の中身は全く知らない状態で始まるから、まずは全科目の教科書の範囲を読んで今回のテストのイメージを掴むところから始める。

で、一番習得、もしくは暗記に一番時間がかかりそうなところを中心として、どこも偏らずに時間を充てられるように計画していく。

ポイントは、1つずつクリアしていくようなスタンスは取ってはいけないこと。「最初に数学を全部やってから次物理~♪」みたいなことをやっていると、テスト本番前になって数学のことをなにも覚えていないなんてことになりかねない。全ての進捗が平行して進んでいくように心がけよう。

特に、直前の最終チェックが全行程でまんべんなく行われるように注意すると良い。

2.テスト前日は睡眠を優先するべし

一夜漬けほどアホなものはない。僕も1日漬けなら何度もやったけれど、夜は必ず寝ている。ただし、寝る前に自分で作った箇条書きリストをしっかり最終チェックしてから寝るようにしよう。寝る直前に得た情報は寝ている間に脳によく吸収されるからである。

理由の説明は不要でしょう。脳に良いわけがないし、なによりテスト中眠い。まあそういうの関係なく僕は英語のリスニングなんかは全部③を塗ってあとは寝ていたけど。

3.朝ご飯は必ず食べるべし

これも最近よく言われているし、説明は要らないよね。コンディション抜群で挑むべし。

家出る前、目的地へ向かう道中、試験前ぎりぎりまで自分のリストを大切に。教科書や参考書をもう一度さらーっとチェックしてみるのも効果的。教室で友達と下らん「おれ全然勉強してないよ~」トークをする暇があったら自分の点数のために5分がんばれ。点は上がる。

4.ながら勉強、人と勉強は時間を無駄にするだけ

分かっていてもやっている人が多いのでは。テレビとかは論外として、特に「歌詞のある音楽を聞きながら勉強する」のは激しくおすすめしない。むしろ騙されたと思ってモーツァルトとか集中力が上がるCDとか聞いてみるといい。僕は心底驚いたし、だいぶ人生でお世話になった。劇的に変わるから、本当に聞いてみてほしい。

単純にクラシックをバックにしてみたいな、という方にはこういうのがおすすめ。僕も最初はモーツァルトを聴いていた。

でもそのあとに、こういう系統の驚異の威力を知った。圧縮すると効果はほとんどなくなるのでCDで聴くこと!

うさんくさいジャケットだけど、僕はこいつは何百回ループさせたか分からないほど利用させてもらった。効果は絶対にある。そしてその「効果はある」という思い込みみたいので余計効果が出るようになったのか、音楽が再生された瞬間に気持ちが切り替わるようになった。

ちなみに僕は圧縮してm4aで聴いていたけれどめちゃめちゃ効果あったわけで、全て思い込みだったのだろうか…w

話を戻すけど、極力人と一緒に勉強するのも避けるべき。「教えてもらう」という体でも、本当に分からない点だけをピックアップしてそれを聞くためだけに連絡を取るべきである。遊びたいなら勉強なんていう建前は取っ払って素直に友達と遊びに行きなさい。

まとめ

いきなり終わったけれど、以上で説明は全て終了です。お疲れさまでした。

で、実はこの記事、要点だけ伝えれば目的に対して十分意味のあるものになるにも関わらず、わざと簡潔に書かなかったり要らん話を添えたりしてありました(もちろん最低限、見出しや核の内容だけはまとめるよう意識しました)。

まずはここまで読んでいただけたことに対してお礼を申し上げた上で、振り返ってみて欲しいです。これを一度読んだだけでどれだけ頭に吸収できたでしょうか?

僕の稚拙な文章や言い回しを抜きにしても、きっと一読で全てを自分のものにするのは難しかったのではないでしょうか。そんなわけで、まずはこの記事を読むこと自体を練習台として内容を利用していただければ幸いです。

最後に、世の中の「試験」という名の下らん記憶力テストがなくなっていくことを願いながら、終わりにしたいと思います。ありがとうございました。


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