サンホラを音楽的にどれくらい好きなのかをがんばって表現してみる

サンホラを音楽的にどれくらい好きなのかをがんばって表現してみる


この手の文章は頭の中で構成を組み立てて書いていくのが難しい、 というよりそれでは結局まとめようとして言いたいことが自分でも分からなくなるため、あえて手を休めることなく徒然なるままに進めていくとしよう。読まないこと推奨。

※あえてですが、この記事はすごく偉そうで挑発的で自己中心的で内容が偏っています。 しかもいつもの僕とは全く違う文体で超うざいです。不快感を感じられた方、言い訳はありません。内容に関しては、ぜひ僕以外の方がどんな風に考えていらっしゃるか意見を知りたいのでよろしければコメントいただければと思います。 よろしくお願い申し上げます。

音楽が「良い」とはなんなのか

さてまずは。

いままで色々なジャンルの数々の音楽を演奏し、聴き、触れてきた経験の中で良いと思えるものはなにか、という永遠とも思える命題の答えから考えたい。

当然と思うかもしれないが、あえて解を出すなら「メロディがよいもの」「和音進行がよいもの」といった具合になる。 結局また「よい」という主観的で曖昧な表現が入ってきてしまうが、これもがんばって噛み砕いてみよう。

まずは明確なメロディラインがあって、音楽に意志が見えるもの。 歌であれば当然メロディはあるが、そうではない音楽だって山ほどある。 というよりむしろ、私の中では今回いわゆる歌モノは頭にはない。
だから、もともとゲームのサントラが最も好きな音楽ジャンル「だった」私にとってこれは重要な要素である(過去形なのはサンホラという面倒くさいジャンルを知ってしまったからw)。

サントラはBGMと呼ばれるが、バックで雰囲気を出すだけではつまらない。 分かりやすい例として、スーパードンキーコング2の「とげとげタルめいろ」と同シリーズ3(SFC版)の2つを思い浮かべて欲しい。

前者を知らない方はまさかいないかと思うが、逆に知らない方がいたらぜひ感想を聞いてみたい。 これがスーファミ時代のサルを動かすゲームの、白い雲が浮かぶ雄大な青空にひしめくイバラ のステージで流れる曲だなんて思うだろうか(白目

そして逆に、後者の3でパッと印象に残っているものが出てくる方はいるだろうか。 決して低評価という意味ではないことに留意していただいた上で、これが大きな違いだと考えてもらえると幸いである。 よく思い出せない方は改めて聴いてみると「メロディの訴求力と主張」の大切さが理解できるのではと思う。

脱線失礼。 つまり「良い」とされる音楽が、印象的なメロディやぐっとくるコード進行を持つことなどは大前提であって、そこにようやく雰囲気を提供する仕事が生きてくると思っているのである。

大事なのはあくまでも音楽的な部分での核であり、そのほかは二の次である。 と、仮定させて欲しい。

音楽の独立性

こうなるとひとつ問題が生じる。 多くの人が「良い」と感じる音楽がそこに存在したとして、それが果たして音楽的な核の部分が作用しているのか、二の次の部分が作用しているのか分からないということである。

こんな例はいかがだろう。

あるアーティストの演奏のCDを友人に初めて聞かせてもらった。 もちろん内容は歌でもピアノでもリコーダーでもなんでも構わない。

だが、そんなに感動しなかった。 「ふーん、いい曲だね。」

しかしまた新たな機会がやってきて、同じ曲のライブを聴けることとなった。 「ふむふむ、このアーティストは今までこんなに苦労してきて、やっとの思いでこの曲をつくって云々~」

・・・

「なんていい曲なんだ!感動した!!もう大好き!!」

よくあるパターンである。 あとからその付帯情報(と目の前でのパフォーマンス)によって好きになり、改めて曲を聴いたら”核の部分”も良いと思えるようになった、と考えられるがこの際それは関係ない。 この場合重要なのは、「何も付帯情報がない最初の段階で純粋に音楽を聴いただけでは良いと思わなかった」点である(さすがに一度だけだと難しいので、CDは何回か聴いているとしよう)。

言葉が正しいか分からないが、音楽はある種完全に独立した状態(=楽曲以外の情報を何も持たないまま)で受ける評価が正当なものなのではないか。

さて、なんの記事だったか忘れかけていたがやっとサンホラへ辿り着いた。 ここからはシンプルに駆け足でいきたい。

では仮に、前述の独立性を持ったある共通項を持つ音楽が30曲あって、その全部ないしは9割ほどがある個人の中でかなりの評価を得たとしたら、その人はその共通項を好きであると言っていいだろう。 私の中で、それがサンホラ、いや厳密に言うとRevoの作曲したものということだった。

そうして私はSoundHorizonというグループを好きになったのだ。

Revo

それは私の人生において衝撃的なことだった。

なにしろ特定のアーティストを好きなるという現象が初めてだったからである。 理由は簡単だ。 独立性のある良いと思った音楽に出会い、同じアーティストの他の曲を聴いてみてもそこで良いと思える数が少ない。つまりその共通項=アーティストに魅力を感じないからだった。

「好きな歌手は?」
定番の質問だ。答えてみたかった。○○のファンです!と言ってみたかった。 しかし私にもようやくこの質問の答えを用意することができたことになる(実際には世間体とか相手は知らないだろうなとか色んなこと考えて結局答えられないことが多いがw)。

ではいよいよ本題だ。 私がどのくらいRevoの音楽を好きなのか、皆様に伝えたい。 ここまで順を追って読んできてくださった方になら、少しは伝わるのではないかな。

まずなんといってもダントツである魅力はそのメロディ、伴奏、いや、もう全部でいいや。 異論は認めない(真顔

なんだろうか、あの感覚、 「一番気持ちいいところにぐりぐり入ってきて来て欲しいところを散々いじっていったあと期待した通りの、いや期待以上の盛り上がりで抜けていく」みたいな音楽づくり…

申し訳ない。他意はない。 思ったことを素直に書いてみたんです。

いやしかし、文字にしてみて逆に改めて思う。 結局こういう「気持ちよさ」みたいのが一番音楽において感動する要因になりえるのではないか。

今まで数々の音楽を聴いてきたし、その中ではジャンル問わず、個々のRevo曲を上回って好きだと思うものも当然あるが、やはり彼の楽曲は再生を始めた瞬間もう「気持ちいい」世界に入るのを感じる。実はこれは他の音楽では感じたことはない。その世界に入るのに少なからず時間がかかるのだ。

氏はそういう音づくりを知っているのか、本能的にそういう世界観を創れるのか分からないが、天才であることに間違いはないだろう…。

ここで一つ言及しておきたいことがある。 天才というと私自身、たしかに歴史上の著名な作曲家をイメージする。

しかしサンホラのことをほとんど知らない人と話をしていたとき、 「ベートーヴェンと比べてもその人(Revo)は天才っていえる?」 などと馬鹿げた質問をされたことがある(ベートーヴェン氏のためにも、彼がどれだけ偉大かを簡単に記そうかと思ったが簡単にはできそうになかったのと、なかなか良い記述があったので興味ある方は参考までにこちらを)。

この質問は既に質問として体を成していないことを置いておくにしても、 私にはイエスと答えるだけの準備があった。

まず、Revoは決してサンホラという表現しかできないわけではない。 彼の中にある数ある音楽のうち、ひとつの表現としてSoundHorizon、つまりバンド編成が基という形を取っているだけであって、きっとなんでもできるのだろう(適当

事実、東京シティフィルと千住明氏まで呼んでしまうくらいだからオケの譜面もちゃんと書いているのだろうし、他にもそれぞれのジャンルの豪華すぎる奏者が名を連ねているのは周知の所だ。彼らに仕事を頼めるということは譜面もまた一流であることに疑いはない。そもそもRevoが特定の音楽を書けない姿なんて全くもって想像できない。よね?
私の文章の説得力は皆無だが、それについてはみなさんも頷いてくれるのではないだろうか。

というわけで、当然とも言えるがRevo氏は古今東西様々な音楽を自分の中に吸収した上で、アウトプットをしている。当然そこにベートーヴェンの音楽だってあるだろうし、ビートルズもイトケンもいる(本人談)。

長くなったが結論は、残した功績や知名度などに関わらず彼もまた一人の天才であることに議論の余地はないとしっかり言いたかったのである。中身のない文章だったことを深く情けないと思うが。

SoundHorizonとしての魅力

今までの私自身の言葉を借りるなら付帯情報、二の次の部分の魅力の話、ということだ。

しかしまずはサンホラを語る上で私には絶対に外せないゲーム音楽のことに触れておきたい。

今まで私はゲーム音楽というジャンルが最も自分と「合う」音楽と思っていたということは上でも述べたとおりである。 まず歌ではない音楽で、演奏形態や時代背景、環境的制約に左右されず作曲される音楽というのは実は少ない。みなさんも考えてみて欲しい。ちなみに私はアニメの劇伴とCMソング(オリジナル書き下ろしのみ)くらいしか思いつかない。

クラシックや吹奏楽は、作曲家が創りたいと思った時代や演奏可能な状況を考慮しなければならないし、そもそも演奏によってまったく別の「音楽」となる。つまり独立性がないものとして考えるべきなのであてはまらない。
※これらの音楽を否定する気は粉微塵もない。どころか私は長くこっち方面の演奏に関わってきている人間なので、良さも十二分に理解していることは付記しておきたい。

ではインストバンドやジャズ、ビッグバンドなどはどうだろう。 これらも独立性の観点から除外できそうだし、「音楽的な核の部分」でどうしても弱くなってしまうと感じるものが私には多い。 (何度も念を押すが、音楽性が低いなどということでは決してなく、冒頭のメロディ云々の話だと思っていただきたい。こうした音楽にもたくさん触れてきているので良さも十二分に(ry

映画のサントラやエピックミュージック、民族音楽などは、当然その作品・風土・雰囲気に寄せた仕上がりという制約がある。まあ私の中では一番ゲーム音楽に近い分類ではあるが。

そうすると「ゲーム音楽」というくくりが、「作曲家」という共通項より より広い共通項として好きになるということになる、とご理解いただけるだろうか。

私自身ゲームのサントラを好きになったきっかけは、記憶の奥底に眠るゲームの音楽をそれこそ10年15年以上ぶりに聴いたときのあの素晴らしい感覚に魅了されたからだった。 筆舌に尽くしがたいとはまさにあれだ。 懐かしく、切なく、儚くてわくわくする。 今ではもう思いつくものはほとんど聴き漁ってしまったのでこの体験はできなさそうなのだが…。残念。

といった感じで当然今でも、聴くときに「良いゲームだったなあ…」と補正がかかっているのは否めないが、逆に全く知らないゲームを音楽が好きで始めたケースも私は非常に多い。 つまりゲーム音楽とは独立性が高い状態であることが多いのだ。 ここではそれを言いたい。

スーパー脱線失礼。 でこれがどうサンホラに繋がるかというと、簡単である。

独立した状態で聴いたどのRevo曲も、私の中で最高に近い評価をかっさらっていったのだ。 ゲーム音楽ではないのに。これは衝撃だった。

話は続く。いや、むしろここからだ。

ゲーム音楽であったらそこ以降で感じる新たな魅力というのは原則ない。 すごく現実的で、堅実なイメージ。

だがみなさんもお分かりの通り、サンホラはそうはいかなかった。 それどころかファーストインプレッションなんてサンホラの”S”の字も分かっていない状態だったわけである。 うまい表現を見つけられないが、まさにスルメというかハマればハマるほどハマるじゃないか!!!

冒頭で二の次とまで言った部分が、現実主義で理屈頭のこの私にこんなに影響を与えてくる日が来るとは思っていなかったのである。 ましてや映像(他のアーティストでいうライブやPVだと思ってほしい)なんてなんとバカバカしい… などと思っていた私がMärchenのストコンDVDを見たあとといったらもう何も言えない。(言え

あんなに泣くとは思わなかった。 しかも音楽的に感動したというよりは「演技力」のみで。人生初の経験だ。 某魔女が磔にされて焼かれるシーンのことである。。 (もちろんエリーザベトの2曲でも涙したのは言わずもがな)

ようやく私も”SoundH”くらいまで来ただろうか。 などと思っていたがサンホラにおいて映像を一度も見たことないなんてそれこそ”S”未満だったといえよう。当然すぎてローランのみなさんにはお恥ずかしい。

そういった諸々の演技、物語、内包された歴史的背景、隠された真意、歌姫の化け物具合(賛辞)、楽器隊の豪華さなどについてはここでは触れない。 今回の趣旨とは離れるし、そもそも1曲毎に記事書けるくらいになってしまうのでw

そんなわけで、このスルメはまだ味を出し続けている。しかも最初の一口よりおいしい味を。 いつかSoundHorizonの2つめの”n”までたどり着けるよう噛み続けたいものである。

おわり

急に書くことを思いつかなくなってしまったので、急に終わりにしようかと思う。 また何か思い出したら随時追記していくとする。

余談だが、Revoがゲーム音楽を大好きであることは有名だし、事実イトケンや桜庭さんの作品などには雰囲気もストレートに近い。 同人時代のもっとも初期にそういった自分の好きな曲をアレンジして公開していたそうだが、死ぬほど聴いてみたいのだ…
誰か聴いたことある、とかまさか音源あるとか、いらっしゃらないのだろうか…


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