【カーナビvsスマホ】地図アプリでは到底カーナビにはなり得ない!

【カーナビvsスマホ】地図アプリでは到底カーナビにはなり得ない!

今回の話題はズバリ、「スマホのナビアプリは車に取り付けるカーナビゲーションになり得るか」です!

至るところで耳にするような話題になったのも当然、スマホの普及とアプリの高性能化によって「代用できないかな?」と思う人が増えたわけですね。今回はここに焦点を当ててみます。

ちなみに、他のサイトやブログならこの「スマホチーム」に「ポータブルナビ」が加わっていることがありますが、最新のナビ事情をよく知っている僕からするとこれには賛成できません。最近のポータブルナビはすごいです。色んな需要を考えるとポータブルナビという選択肢は大いにアリです。詳しくはポータブルナビのまとめ記事をどうぞ。

ではではさっそく、まずは結論からズバッといっちゃいましょう。

結論は、「カーナビを選ぶべき!」

タイトルにもある通り、僕としての意見はこうです。

結論:「カーナビ、欲しいかも」と既に悩み始めているなら絶対にそのままカーナビを買うべき!

妙にはっきりしない結論に感じられると思いますが、その辺りもこれから説明していきます。

ポイントは2つです。

1.「目的によって使い分ける」という考え方は大いにアリ

carnavi-phone

当然、どんな切り口や観点でも全ての点においてカーナビが勝っているわけではありません。

スマホとの比較で代表的なところを挙げると、

  • いつでも最新の地図
  • 工事や渋滞情報が常に反映される

やはりここに集約されます。わざわざ2点にしてみましたが、実のところ同じ扱いですよね。このメリットをTPOに応じて活かすという使い方は僕も大賛成です。

  • 旅行先で全く知らない道を走らなければいけないとき
  • 細くて複雑な道を通らされるとき

などのときに僕もナビアプリは使います(ちなみにアプリなら圧倒的に「Yahoo!カーナビ」がおすすめ)。

カーナビとスマホの比較系記事では、どれも結局「安さを取るか性能を取るか、あなたの目的にあった選択をしましょう」のように曖昧に締めくくるものばかりですが、僕は「カーナビはつけた上での併用ならアリ」という結論を主張したいと思います。

この記事の立ち位置はあくまでも「メインで使うべき “ナビゲーションするもの” は据え置き型のカーナビにするべきだ」ということでご理解ください。

そもそもそれを同じ土俵で比較しようとしているところからズレているというのが、カーナビを幾分かよく知っている僕個人としての正直な感想です。

それと、「価格の安さ」はモノ自体の本質的な比較から外れているので考えない方がベターです。ここを混同するとあとで後悔する目に遭います。カーナビに限らないですけどね(そうは言っても最新の地図を保つのに有料なのか無料なのかという観点で言えばさすがに僕もカーナビ側を贔屓できません…)。

2.「カーナビが必要かも」という兆しを感じている時点で、その需要を満たせるのはカーナビだけ

car-navigation-system

ここが先ほどの微妙な結論の核です。

「カーナビが必要かも」と思った時点で、そのニーズを満足させることはスマホの地図アプリなどにはできないということを言いたい部分です。

「みなさんが思い浮かべるカーナビ」というものはあくまでも車の窓口に付いているあのカーナビのことを言っていて、スマホではそもそもそれと同じ使い方ができるようなものではないんです。まるっと置き換えられないというか、代替品じゃないというか。

もともと道案内をたまにしか使わない人、場所を知れればなんとなく辿り着ける人は、そもそも「カーナビ買ったほうがいいかな…」なんて思わないことがほとんどです。

そういう意味で、「需要を感じている時点で素直にカーナビを買ったほうが後悔しないと思います」というのが僕の経験上の意見です。

 

カーナビの案内が原因でパニックになったこと、ありませんか?

「次、曲がります」の「次」が分からないとか、渋滞回避ルートへ行ったら凄まじい通りにくさの道で出るのに四苦八苦したとか。ナビを100%頼りにしすぎるとこういったことが起きやすい傾向がありますが、これはしっかりと設計されたカーナビではない=つまりスマホの簡易地図アプリなどで顕著に起きます。

ドライバーを想ったルート案内が苦手、とも言えます。これにはハード的な部品だったりルートの考え方だったり色んな理由があるんですが、とにかくカーナビを専門に設計してきたメーカーにはちゃんとそれなりのノウハウがあります。単に短いルートが引ければいいわけではないんです。

以上、ここまでが現状の僕の意見です。

「良いカーナビはそこに存在していることを意識されない」というのが持論ですが、ドライブを便利にする目的というものをもう一度考えていただけると幸いです。

というわけで、ダメ押しじゃないですが、以下僕が思うカーナビとスマホアプリの違いをご紹介してみたいと思います。

決定的な違い①:測位の性能差

圧倒的に差があるのはこの「現在位置測位の性能差」です。

そもそも、カーナビには物理的に搭載されている位置測位のための部品がたくさんあるのに、スマホはもちろん、ポータブルナビでさえ重要な部品は搭載されていません(物によってやや差異あり&ポータブルナビでも最近のハイスペック機は例外あり)。

結果的に、以下のような現象に頻繁に見舞われます。

  1. トンネルや地下などで一切使いものにならなくなる
  2. 走っているところと違うところに表示が飛ぶ
  3. それらが原因で適切でないルート案内をされてしまう

1.トンネルや地下などで一切使いものにならなくなる

tunnel

これは経験がある方が多いでしょう。GPSは電波なので当然囲まれた場所では利用できません。初めて走る首都高のトンネル内の複雑な分岐を走り抜けられますか?(運転に慣れている方はともかく…)

2.走っているところと違うところに表示が飛ぶ

map-navi

ご存知の通り、通常のカーナビでも物によっては起こります。特に高速道路とその下に並行して走る “下みち” を区別できないケースが多いです。経験ある方たくさんいると思います。

ここも実は内部に搭載されている部品が関係していて、ここがカーナビの性能差に如実に表れます。もちろん「カーナビvsスマホ」なら言わずもがなです。13 – 0でコールド負けくらいです。

この辺を詳しく解説する記事として、上記のようなものを書いてみました。カーナビの仕組みを表面だけでも理解できればより良い選択ができると思いますので、ぜひご一読ください。

3.ルート案内の違い

route-map

ルート案内に関しては、「性能差」というより「方向性の違い」が特徴的です。

Googleマップはやたら細い道ばっかり案内してくる

一例ですが、これはみなさん絶対聞き覚えがあるでしょう。さっきもちょろっと言いましたがここをイメージしていました。

その真相は、カーナビメーカーが考える「色々な要素を考えた上で車が走るのに最も適切なルート」と「単に最短距離を提示するだけのルート」は全く違うということです。

この辺りにカーナビ本業メーカーのノウハウが詰まっているのですが、いかんせん外見では分からないので敬遠されがちです。

ナビアプリで目的地設定した場所に近づいたら、とても広くて交通量も多い国道なのに右折入場の案内になっていた

などの経験がある方、絶対いるはずです。僕も記憶にあります。

冒頭でも言ったとおり「なんとなく目的地がどこにあるか知りたい」くらいなら十分常用に耐えますが、「出発から到着まで全てケアして欲しいレベル」ならカーナビじゃないと不十分でありそう、という気がしてきませんか?

つまり、運転自体をたまにしかしない人=不安が多いのでしっかりサポートしてほしい人ほどカーナビにした方が安心ということです。

決定的な違い②:操作形態と物理的な利便性

「統合コックピット」などの技術開発によってタッチパネルや液晶のメーター表示などが普及してきた今でさえ、車のユーザーインターフェースは「なるべく物理ボタンで提供しよう」という考えがあるのはご存知でしょうか。

mercedes-benz

こういうやつですね(ボタンの細かい形状やダイヤルノブなどかどうかなどは問いません。「物理的に存在しているかどうか」がポイントです)。

理由は簡単です。操作した(ボタンを押した)ことを感触によって得られるのでいちいち操作結果を確認する必要がないからです。これを一般に「フィードバック」などと呼びます。

つまり、車の運転中という決して安全ではない状況で「何度も他のところへ視線を移動したりする」のはなるべく避けたいということなのです。

その意味で、物理キーが配置されているカーナビは操作性という面でも一枚上手だと考えられます。

車にしっかり取り付けられているから安心して操作できるというのも大きいでしょう。

※「ほとんどの操作にタッチを使うだろ」というツッコミが聞こえてきそうですが、そもそも正規の取り付けでは走行中にタッチ操作はできないようになっています。それに加え、「現在地」ボタンひとつの存在だけを取ってしてもこのメリットは強いです。

しかし実は、次に紹介する、別の観点である「安全性」という意味のほうが大切です。

決定的な違い③:安全性

前述したような操作性の悪さから、単純に操作が危ないのです。これはポータブルナビもやや含まれる部分があるので一緒に取り上げてみます。

以下、簡潔にまとめてみました。

スマホやポータブルナビの特徴それによる問題点
画面が小さいよく見えない、操作しづらい→運転に集中できなくなる
操作にフィードバックがない(物理キーじゃなくてタッチだと押したかどうか分かりにくい)操作にいちいち確認が必要、視線を移動する回数も増える
本体が遠い、しっかり固定されていない運転に支障が出る可能性がある、安定性に欠け、事故のリスクなども増える
(スマホの場合)そもそも固定具を用意していないこれはもう交通法規違反レベルです

 対策としては、タブレットを用意して固定する仕組みを導入する、大画面のポータブルナビを買う、などがありますが、、、

…ちょっとどうでしょう?そこまでやるなら素直にカーナビ買いましょうよ。見た目も車にハマってすっきりしますし。

追記

2019/9/3:2019年の12月1日から運転中のスマートフォンの操作が法規上で違反となります。注視/使用などが認められると3点の違反(2回で免停)、なにか事故などを起こしたときにスマートフォンの関与が認められた場合は一発で免停です。
「一瞬だから」といって地図アプリのためにスマホを持って運転するのは絶対にやめましょう(罰則があるから、ではないですけどね)。

じゃあどんなカーナビを買えばいい?

「分かったよ!じゃあとりあえず買う方向で考えてみるから、どんなのがいいのか教えてよ!」

と思っていただけた方、ありがとうございます!(別に僕はカーナビ営業の回し者ではないですけど笑)

ここからはこのブログにお任せを。

カーナビの選び方から各メーカーの特徴、それぞれのラインナップの詳細な解説、カーナビ以外に必要になるものの紹介までご用意しています。

↓↓↓とりあえず困ったらこのあたりにしておけば間違いないです。

カーナビ市場の半分以上を占めるcarrozzeria(パイオニア)のエントリーモデルである楽ナビシリーズ。エントリーモデルと言いつつ、位置の測位性能は業界ダントツです。Amazonでもかなり安め。

こちらも売れ筋、ケンウッドの「彩速ナビ」シリーズ。素早くてストレスフリー、快適な操作性を楽しめます。ロングヒット商品で、かなりよく見かけます。

また、ポータブルナビについても詳しい情報を載せています。

カーナビを取り付ける窓口がない、営業者など業務用車両で使いたい、トラックなど大型車に乗っているなどの場合はポータブルナビがおすすめです!

おわりに

前半が僕の私見だったので少々説得力弱めな感じでしたが、「同じナビゲーションするためのもの」という意味では圧倒的機能・性能差、使いやすさの差があることは分かっていただけたでしょうか。

おそらくこのページに辿り着いていらっしゃるということは、少しでも「カーナビにした方がいいんじゃないかな…」という思いがあるはずです。

絶対!その通りですよ!

僕も自分の経験上カーナビを買ったほうがいいことを知っているので、その知識を活かしたくてこのブログで発信しています。

これで、あなたはこのあと後悔しない車生活の第一歩を踏み出せました。あとは機種を選ぶだけですね!先ほど紹介した記事なども併せて、ぜひ良いお買い物をしてください。

それでは!

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