これもまた一般化して話すのは無理そうな話題ではありますが、あくまでも一般論として僕の経験をもとにお話します。
内容は
- 仕事中の電話対応がマジで嫌だ!!
- 営業や仕事量のノルマがいつも課されていてストレス…
- 自分の仕事に上司がいつも口を挟んでくる、自由にやらせてもらえない
といった「職場でありがちなストレス源3つ」に対して、「技術職ならどうなの?」という視点で説明するものです。
これらを言う人はネット上はもちろん、僕の身の回りの友人でも多くて、やっぱりたくさんの人が困っているんだなあ…と思っています。
技術職なら基本的にこういうことはないので(例外あるしあくまでも傾向ですよ)、今回はそのメリットをお伝えしていきます!!
1.技術職なら電話対応ってしないもの?
これはズバリ質問されることも多い話題なので、ここで回答しておきます。
結論から言うとほぼない、もしくは少ないです。
ただし時期やプロジェクトの進捗状況、自分の立場やポジションによって程度が変わるのは言うまでもありません。
要点をいくつかに分けてお話してみます。
技術職が電話をする用事は「他メーカーとの事務的なやりとり」くらい
僕ら技術の人間が外の人と電話をする主な用件は「他メーカー(取引先以外も)との事務的なコミュニケーション」くらいにほぼ限定されます。
例えば
- 次の打ち合わせはいつにしましょうか
- こういう部品探しているんだけど御社には取り扱いあります?
- 以前見せてもらったサンプルをもう一度貸してほしいんですけど…
- 今度こんな商品をリリースするんだけど1回お会いして説明させてもらえません?(受ける方)
みたいな。
電話自体で営業をしたり、不毛なやり取りを強いられたりすることは普通はないと思っていいと思います。
もう同じ担当者同士で顔見知りになるくらいだと「メールするより電話でサクッと話した方が速い!」なんてときは電話がメインにもなったりしますが、技術職の人間って基本的に人としゃべるよりはPCに向かいたい人種なのでそういうことは起きにくいです。笑

僕はそういうタイプじゃないですけどね!笑
なので
頻繁に電話がかかってきて営業を受けたり誰かに取り次いだり…みたいなビジネスマン的なシーンはかなり少ない
と理解しておいて問題ないかと。
こちらから電話をしないといけなくなるようなことも基本的には少なめ。スケジュール的に切羽詰まっているわけでもないときはやっぱりメール投げるだけで済んじゃいますよね。
あ、今さらですけど内線については全く別の話ですよ。
社内の色んな部署からは当然電話はかかってきます。技術関係なく色んな事務作業に関する連絡はあるでしょうし、こればっかりは仕方ありません。
たまに「社内だろうと電話は何が何でも取りたくない」という人がいますが、まあ気持ちは分かるけど内線くらいは取りましょう。笑
普通は呼び出し音も 鳴り分け されているはずなので恐れることはありません。
基本的には若手ほど電話の量は少ない
今説明したように「電話をわざわざ使う理由は他社の人とメールするよりしゃべった方がいい状況」くらいになるので、どちらかと言えば年齢層が上なベテラン層より僕ら若手の方が電話をする機会は少ないと思います。ナイス!
- 単純に持っている仕事や取引量の経験値みたいので電話がかかってくる量が少ない
というのもあれば、
- 任されている仕事の重さ的にわざわざ電話をしないといけないケースが少ない
などの理由もあるでしょう。
いずれにしても、多くの一般企業で若手が電話を取らされる傾向があるのとは真逆で、技術系での入社なら新人のうちは電話で嫌な思いをすることはほぼないでしょう。
これはこれから就職/転職を考えている人からすると絶大なメリットかも?笑
いわゆる「営業電話」や「こちらからかける作業」は少ないと思ってOK
今のに関連していますが、「ゴールがない簡潔じゃない話題で電話をする」ということも基本的にありません。
ましてや、「今からアポ10件取れるまで帰るな!」みたいのは100%ないでしょう。っていうかそれはもう技術職ではない。
まとめると
電話対応が全体的に嫌なら技術職はとてもおすすめできる
という感じ。
少し安直な気もしますが、間違っているとは思いません。
2.仕事量のノルマや営業みたいな活動は技術職ならやっぱりない感じ?
お題目2つめ。
ということについてです。
これも結論から言いますが、ほとんどないと思います。
これにはそれなりな理由があって、というのも「技術職って終わりが見えなかったりゴールがどこにあるか分からない仕事が多い」ので、そもそもノルマを課すのが無理なんです。
僕がこの仕事を良いと思っている理由の1つに事務作業や定型業務が少ないというのがあるんですが、今回のノルマの件はこれと密接に関わっています。
- 今までにないものを作り出す
- 誰も解決方法が分からなかったものについて研究する
など、これまでにない何かと付き合っていくのが技術職の醍醐味ですから、当然「あと10個新しい発明しろ!」とかにはなんないんですね。

「特許の新ネタ出せ」とはよく言われますが。笑
これは大小普段の仕事ほぼ全部に言えることで、日常で仕事の締め切りに対して無理なスケジュールが課されることも少ないと思います。
「進んだところまで、できたところまででいいよ」という風潮は業界全体としてあるんじゃないでしょうか。
そもそも僕らの仕事って自身の頑張りではどうしようもできない部分がかなり多いので、制御不能な部分が多い分言い訳もしやすいですw
こういった色んなことが積み重なり、技術系の職種はかなり仕事自体を楽しんで日々を送れる傾向があると思います。もちろん「バリバリ製品開発やりまくってる」みたいな部署もあるので例外はいくらでもあるんですが。
「営業」という職種とはかなり遠いところにある職業なので、「自分のペースでまったりやりたい」という方にはとても向いている仕事であると言えるでしょう。
3.技術職における上司(管理職)の立ち位置は?口を挟んでくる?
先に断っておきますが、ここでお話する内容は「嫌な上司とかパワハラとかはありませんか?」というものでは全くありません。
そんなのはそいつ自身の問題であり、どこの業界のどんな職種だろうが居るところには居ると思います。そういったハラスメントの対策に関しては僕はド素人なので期待しないでください。
なかなか言及しているサイトはない話題だと思います。
ということですね。
これは僕も実際に何年か仕事をしてようやく理解してきました。
簡潔にまとめるとこうです。
- 基本はやはりマネジメント。管理職としての仕事がメイン
- しかし出身としては技術から上がってきているので、プロジェクトの内容自体にももちろん加わってくることもある(かなりケースバイケース、後述)
- 「責任者」としての立場は当然あるので、対外的なやり取りをするときは盾になってもらえばいいw
「係長」や「課長」なんかが自分の直属の上司になるケースが多いと思いますが、彼らはやはりマネジメント職なので事務仕事とかはめちゃめちゃ多いですね。課員が多かったりすれば工数のほとんどはそっちに割かれるでしょう。
ただし技術部署の管理職は当然技術上がりの人が多いので、事務仕事しかしないイメージでもありません。
ここは上司によって超違うので何とも言えないんですが、すごい口を挟んでくる上司もいれば良い意味で放任主義の上司もいます。僕も色々見てきましたが、これは本当に千差万別でした。
だけど「本当に普段の仕事中はどういう感じなの?」という意味で言えば、「基本は放置で僕らは自由」みたいなところが多いと思います。特にメーカーの技術職は。

そもそもオフィスでいつも同じデスクに座って仕事をしているわけじゃないので、上司は部下が社内のどこにいるのかも全然分かんないと思います。笑
やっぱりこの自由な感じが魅力だなーと強く思います。
それは「楽をしたい」ってわけじゃなくて、「ちゃんと成果を出すけどその範囲内では自由にやらせてもらえる」というところが良い、という感じ。伝わります?
しかしこれも会社が違うと全く違う状況に…ってこともあるかもしれません。あくまでも1つの参考例として読んでいただければ幸いです。
おわりに:「今の仕事より技術職がいいかも?」と思った方はリスクゼロで今すぐ行動できます!
具体的な3つの話題をネタにしたサクッとお読みいただける記事でした。
と思った方もいるかもしれませんが、全然そんなつもりないですよ。かなりありのままを話している感じです。
世の中には色んな仕事がいっぱいあって僕はそのうちの1つしか知らないわけですが、それでも他の多くの一般的な職種と比較した場合メリットがたくさんある、というのは体感として思っています。
これを伝えたい!と思ってブログにも書いてますし、「そういうもんなんだな~」と思って読んでもらえるだけで嬉しいです。
というわけで今回は以上!
いつもありがとうございます~