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「技術職」にはどんな仕事の種類がある?分野、違いなどを4つの例で解説

「技術職」にはどんな仕事の種類がある?分野、違いなどを4つの例で解説
みるみ
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大手電機メーカーで技術職をやっています。専門はデバイス制御系。

こういう背景があり、このブログでは技術職の魅力を多くの人に知ってもらうべくリアルな情報を色々書いています。

僕も「お仕事は何してるんですか?」と訊かれるといつも答えに困るんですけど、「技術職」と一口に言っても本当に色々あるんです。

というわけで、

「手に職つけたいし"技術職"が気になったけど…。そもそもどんな仕事があるわけ?」

と思ったりした方などに読んでもらえたらな~という記事を書いてみることにしました。

ちなみに僕はというと、「メーカーに勤めるものづくりに関わる技術職」です。
一般にはハードウェアエンジニアとかが分類されますが、組み込みソフトエンジニアなどがっつりのプログラミング系はもちろん、僕もIT系の技術はかなりメインになってます。

紹介や説明はざっくりめです。
例外はいくらでもあるので細かく書くことは意味がないこと、サクッと読めるようにするために分かりやすさを優先していることなどが理由です。

みるみ
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僕の本業である「ものづくりに関わる技術職」が気になる方はこのブログ内の他の記事をぜひどうぞ!

世間一般の「技術職」という言葉のイメージ

世間一般で「技術職」という言葉が使われるとき、多くはハードウェア系の技術者のことを指しているように思います。

ハードウェア系とは

  • 電気系エンジニア
  • 機械/機構系エンジニア

がポピュラーな分類でしょう。客先修理対応などの「フィールドエンジニア」もちょびっと該当するかも。

「技術職」という言葉はハードウェア系のエンジニアを指す傾向がある気がする

これは僕自身がこの業界にいて実際に感じている感覚がベースの意見ではありますが、あくまでも私見であり明確な線引きなどは存在しないことはご理解くださいね。

また、「エンジニア」という言葉が登場するとけっこうややこしくなります。

僕も既に「電気系エンジニア」と複合させて使ってしまっていますが、「エンジニア」と単体で言う場合は最近だと「IT系の技術者」を指すことが多い印象です。

「エンジニア」という言葉はソフトウェア系のエンジニアを指す傾向がある気がする

しかし僕ら技術職の中では同じ意味で「エンジニア」という言葉はもちろん使いますし、時代の潮流と随分かけ離れている感じはします。

この記事でも言っているんですが、日本のものづくり系の会社(メーカー)は古い体質のイメージがすごく強いです。良い悪いは別にしても、業界や年齢層によって言葉の捉えられ方は随分変わっていると言えるでしょう。

で、今回は

「技術職」という言葉が指すものは他にどういうパターンがあるか見てみましょう

というのが趣旨になるという感じ!

補足ですが、今回紹介するのは「技術職の中にどんな仕事の種類があるのか」ではなく、「"技術職という括りのもの"がどれだけの種類あるのか」です。

なのでこの話題のときに「生産技術が~」とか言っているのは随分トンチンカンな解説でしょう。分類の粒度が違いすぎると感じます。

技術職の主な種類4つ

では4つ紹介してみまーす!

1.メーカーに勤めてものづくりに従事する「ハードウェア系技術職」

hardware-engineer-Laboratory

※これは画像素材サイトにある著作権フリーの写真ですが、僕らが仕事をしている実験室はまさにこんな感じです。写っているものはちょっと電気寄りですけど。

僕の本業であり、このブログでも大きく取り上げて紹介している「いわゆる"技術職"」というもの。

「自分自身がこの業界にいるから」という理由では決してない(と思っている)のですが、やっぱり母数も最も多めなので一般的な「技術職」という言葉が持つイメージはここに帰結する傾向があると思います。

さっきも言ったように「エンジニア」という言葉を使う風潮はあっても、流行りのプログラミング業界などで「技術職」とわざわざおカタく呼ぶのは聞いたことがありません。

メーカーの技術職は下記の3つの分類が代表的です。

engineer-3-field-Classification

このうち、「ハードウェア」に関わる部分として

  • 電気系
  • 機構/機械系

と分かれます。

もちろん専門スキル的には全く別の分野なんですが、日本で数ある電気製品系の製造業では彼らが一緒に仕事をしていることが多いですから、こうなっています。

みるみ
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これもあくまで僕の意見ではありますが、わりと一般に通用する考え方だと思いますよ~

この2つの分野含め、メーカー内での専門分野については下記の記事で詳しく解説しています。

まあもっと言うと「開発/設計系」以外でも「技術職」に入る仕事の種類はたくさんありますが、それを説明するとこの記事の趣旨がブレてしまうので例によって他の記事 に任せましょう。

ものづくりは日本が誇る産業ですし、何より「作ったものが目に見えて分かるし、それがお店に並ぶし、使っている人の顔が見られる!」というのがやりがいになります!!

メーカー系技術職の良いところがもっと気になる方は下記のまとめ記事から読んでみてくださいね。

2.プログラミングなどコンピュータ系のスキルで戦う「IT系技術職」

it-engineer-program

時代の流行り、もしくはコミュニティーの年齢層的には「技術職」というと今一番ホットなのはここですよね。

  • SE(SIer)
  • プログラマー
  • インフラエンジニア

などとも呼ばれます。もっと簡単に言うと「コンピュータで仕事するもの」であり「成果物は無形物」という定義もできるかも。

ITエンジニアはものづくりはしない

この中でも特に最近の流行りは「Web系エンジニア」でしょう。

Webアプリケーションを作る人のことで、ブラウザ上で表示されるWebサイトを作る「フロントエンドエンジニア」、その表示を裏で制御する「バックエンドエンジニア」などが代表的。

フロントエンドとバックエンドの違い

プログラミングスクールはどこもこぞってこのWeb系のカリキュラムを取り入れているし、「私はプログラミングやってきました」という人がWeb系しかやったことがない、というのも珍しくなくなってきました(別に否定する意味はない!)。

まあ現に僕もすごくハマっていて、作ったものが分かりやすく動いてくれるのもあって学習意欲も湧きやすいのでよく理解できます。自分がやりたいものを勉強するのが一番ですね~

それとこれもちらっと上で言いましたが、「組み込みソフトウェア開発」などものづくりに関わるプログラマーなども今回はこっちに分類しているつもりです。

みるみ
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場合によっては1番の「メーカー系技術職」に入ることも半々くらいでありますが!

この

  • メーカー系のソフトウェアエンジニア
  • 一般的なITエンジニアやプログラマー

というのは何がどう違うのか? は、下記の記事で色々書いてみました。良ければご一緒にどうぞ。

 

ちなみによくある質問に

「プログラミングってできた方がいいの?」

というのがありますが、絶対できた方がいいに決まっていると僕はいつも答えています。詳しくはこちら で!

IT系とは全然違う技術職を目指しているあなたも、これからの時代は絶対にプログラミング(もしくはITリテラシー)を学んでおかないと損ですよ。気になる方はぜひ。

3.化学・食品・産業製品・薬学など電気製品ジャンルとは別の開発職系

Chemistry-engineer

これが最も僕としてもあやふやな区分けだとは思っているんですが、電気製品に関わるもの以外の技術職があえて1つで呼ばれることは珍しいと思っています。

なので「その他」というと聞こえが悪いかもしれませんが、それら専門的スキルを必要とするものをここに挙げてみました。

そもそも技術職とは「理系的な知識を駆使して問題解決/新規開発にあたる仕事」と僕は思っています。なので化学はもちろん各種専門的な知識を必要とする職業が「技術職」と呼ばれるのは当然なんですよね。

しかし現実、なかなかここに挙げるような方たちが「技術職」と取り上げられることは少ないように思います。

求人などを見てみても

  • 商品開発
  • 新規設計

みたいな募集の名称であることが多く、「技術職」と呼ばれていることはやっぱり少なく見えますが、みなさんいかがでしょう?
薬学とかまで行っちゃうとちょっと専門性が高すぎて範囲外かもしれないですけど…。

個人的に化学めっちゃ好きなので化学製品メーカーはいいなあとか思ってたり。

みるみ
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虫除けスプレーの開発のために虫の研究所に行くとか超楽しそうじゃない?(変態)

「理系的じゃない専門職なんかいっぱいあるだろ!」と聞こえてきそうですが、これは僕は別ジャンルだと思っています。

例えばライン工など細かい手作業でのスキルは「技能職」と区別されているのが普通ですし(開発ではない)、他ジャンルとなると「士業」や「専門職」として「技術職」の範疇からは外れるのが一般的ではないでしょうか?

4.住居や建物の設計などに関わる「建築系技術職」

building-engineer

ものづくりの範囲に入りそうなものの、比較的世間からは別枠の扱いを受けているのが建築系エンジニアです。

これは関連する専門的な資格が多いことが関係していて、例えば「CADで図面を引くスキルは持っていてもそれを住居の設計で実際に行えるか?」と考えるとイメージが湧くと思います。

プラスして知っておかないといけない知識が多い、という感じでしょうか。

最も分かりやすいのは「建築士」。「士」がつくので「士業」に値する専門職の扱いではありますが、この中には実際の設計業務も含まれており、その仕事は紛れもなく技術職のものと言えそうです。

その管理系の業務も含まれるので、ここは他の技術職とはわずかに異なる点かもしれませんね(まあ僕らもマネジメント業務は当然あるんですけど)。

みるみ
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唯一僕も直接の知り合いがいない業種なのでこれ以上細かいご紹介ができず申し訳なく思います…!

CADの話が出ましたが、やっぱり汎用的な設計スキルはどこへ行っても役に立つから学習価値がものすごく高いですよ!

技術職の最強のメリットは「手に職がつく」ことです。これを最大限活かせるようなスキルアップの仕方を目指せるといいですね。

おわりに

「技術職の種類は?」という質問に一言で答えるのはとても難しいです。

なぜなら分類の粒度や前提条件が多々ありすぎるから。

今回も色々前置きをしながら紹介していたと思いますが、お察しの通りちょっと事情が変われば「それは違うだろ!」みたいになりやすいんですよね。

ものづくり系技術職のところで話したように、「それぞれの技術職」の中にまたいくつも職種があるわけで、

  • それは含めるの?
  • 別の仕事なの?

とかやっているとキリがないです。

そんな中、なるべく一般的でかつ分かりやすい紹介をしてみようと思って書いてみたのが今回です。言葉の定義もない中、なんとなくの感覚を頼りに書いたのが逆に参考になる、とか、そういうのを祈るしかない…。

というわけで内容は以上!
ありがとうございました。

みるみ
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大手電機メーカーで技術職をやっている人。専門はデバイス制御系、最近はプログラムばっかり書いてます。

ブログ「みるめも」を運営、技術職の魅力を多くの人に知ってもらいたいと思い、リアルな情報を色々まとめています。

ブログ自体に興味を持っていただけた方は はじめましての10記事 から読むのがおすすめ!

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