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エンジニア、大手と中小の違いは?それぞれのメリットとかをまとめてみる

エンジニア、大手と中小の違いは?それぞれのメリットとかをまとめてみる
みるみ
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みるみ

大手電機メーカーのエンジニア。以前はがっつりハードもやってましたが最近はほぼプログラム系。

こういう背景があり、このブログでは技術職の魅力を多くの人に知ってもらうべくリアルな情報を色々書いています。

どんな業界でも「基本は大手の方がいいに決まってる」と言われがちだけど、エンジニアなど技術系の職種を目指す人たちの間ではちょっと違うことが言われますよね。

  • 大手だと全然成長できない
  • 中小は余計な仕事ばっかりでクソ

「それお前の会社だけじゃないの…?」みたいな意見はやっぱり多くて、「結局なんなん?」になりやすい。

というわけで今回は、なるべくどの層の方にも汎用的にイメージが湧くような記事にしたいと思っています。

と言いつつも、僕は中小と言われる規模の企業で仕事をしたことはないです。

「じゃあなんでお前がこの記事書くんだよ」

という当然のツッコミがありますが、

  • 取り引き先として関わる他社を見る
  • 知り合い、友人、SNS上で関わっている人を見る
  • 大手のメリット・デメリットが基本的に裏返しになる

などがあるので書けることもあるかと思ってまとめてみます。別に僕は大手擁護派ではないのでどっちかに偏るようなことはないと思ってます。(たぶん…)

みるみ
みるみ

僕も未熟者視点で書かせていただくので、そういう意味でも参考になれたら嬉しいです!

前提:「エンジニア」という仕事の性質を知っておく

一般的な職種で「大手の方がいい」と言われる理由はシンプルです。

  • 給与含め、福利厚生や待遇の安定感が違う
  • 変なヤツとエンカウントする可能性が低い(上司、取り引き先、同僚)
  • (主に会社都合の)離職率が圧倒的に低い

など。ここは説明不要ですよね。(ちなみに2つめはかなり重要だと思っている)

しかし、これらは仕事の内容に依存しない要素だからこそ「一般的に」言われる傾向があると僕は思うんですよね。つまり、仕事によってはこれが覆る可能性があります。

「エンジニアという技術的なスキルを扱う職種がこれに該当しやすい」というのが僕の考えです。

エンジニア(の会社)が持つ特徴には、例えば以下のような傾向があります。

  • 会社の業績が個人スキルに依存しやすい
  • 個々のスキル量が持つ個人評価への影響力が高い
  • 自分が行う業務範囲を狭くするのも(=深く)広くするのも(=浅く)どちらにもメリットがある
  • 会社に対して「お金をもらうために仕事をする」という考え方より「自分が成長するための場所を借りる」という考え方が広まっている
  • お客さん(BtoB、BtoC)と直接やり取りする機会は少ない、もしくは人が限られる

みたいな感じ。

いくらでも例外のツッコミがあるのは承知ですが、あくまでも「こういう傾向が強いと思います」という一意見です。

で、これらがもし本当にそうだとすると、この時点で「大手一択」という選択肢ではないということがなんとなく分かるでしょうか?

今挙げた要素でも十分に話の核心となりえますが、今回はそれは前提として置いておくだけにして、次へ行ってみましょう。

エンジニア職の大手と中小企業の主な違い、メリット・デメリット

さっきの箇条書きのノリで、ダーッと書き出してみます。
メリット・デメリットはほぼ裏返しになるので、表にして1つにまとめてみました。

死ぬほど見にくいと思いますが(特にスマホの方)、小綺麗にまとめようとすると内容もつまんなくなりそうなのでやめました。
項目大手中小
技術者としての成長
(下記を含む包括的な内容)
規模の大きいプロジェクトに関われる機会が多いため、工数管理やバージョン管理など大規模開発ならではの経験ができる。
ハード系では設計から量産まで一貫して携われる可能性が高く、製造プロセス全般の知識習得が見込める。
1人に求められる量が高い傾向があるので必然的にスキルの習得量も多くなる。より実践的な経験が身につくので即戦力として戦えるエンジニアを目指すのに向いている。
担当範囲の広さは分野全体の習熟に繋がるし、狭く深い場合はスペシャリストを目指せる。
まわりの人「一般タイプ」の人が多くなる傾向。あとおっさんが多い。
際立った人は意外と少なくて(僕の会社だけかも)、技術的な天才スペシャリストとは一緒に仕事できたらラッキーくらいの感覚。
年代によって役職や昇進がある程度決まっているので、「◯◯のポジション、□□みたいな仕事をしている人はだいたい△△歳」というのがある。これに詳しくはこちらの記事で。
ただ、「まともな人がほとんど」というのはやっぱり大きなメリットだと思います。
やっぱり平均年齢は低め。
そしてランダム感がやや強くなる。もちろん「会社による」と言えばそれまでだが、母数が少ない&エンジニアとして尖った人が集まりやすいという傾向上、色んな意味で変わった人は多いかも。
僕の知り合いの1人は「大手は嫌だ」といって名前も知らないような中小に行った典型的な技術者肌でした。
会社の雰囲気完全に部署によるが、バリバリ商品設計をやったりリリース間近のソフトウェア開発をしているところに放り込まれでもしない限り、基本的に時間に猶予はあるというイメージ(あくまでもイメージ!!)。
大手であることの安心感から来るものなので、経営状況にもよるし会社の歴史や風土にもよりますね。最も一概には言えない部分かも。
これは僕は実際を知らないので一番ご紹介できない部分なんですが、スタートアップやベンチャー、もしくはIT系中小企業だと「若い人多めで和気あいあい」みたいなイメージが強いです。
普通に若い女性とかいて羨ましかったり、あれ、涙が…。
与えられる仕事
の傾向
良くも悪くも「歯車の一部」であることが多い。与えらた仕事が何を意味するかを理解できないで仕事をし続けている人は全く伸びていないのが僕の目でも分かる。
しかしチャンスの場は多いので、自分から積極的に色んなアプローチをすることで改善できる度合いもまた大きい。
1人に任される範囲と責任が多い反面、エンジニアとしての成長度合いもハイリターンな傾向。
大手では部署で切られてしまうような仕事(例えば技術者がお客さんとの対応までやったり)までできることがあるので、社会的経験としても得られるものは大きそう。
関わるプロジェクト
の傾向
実際に世に出るプロダクト、サービスの開発の場合、得てしてチームも大きくなるので前述のように自分の存在価値を発揮するのが難しいことも。しかし全体に貢献していく楽しさは僕は絶対あると思ってます。
小規模な先行開発も幅広く楽しめるが、これは研究開発寄りなのでサービスローンチの経験はちょっと遠のくのが難しいところ。
これも中小だからといって「大きいプロジェクトは関わりません」なんてことは一切ないので、そこまで差がない部分かもしれません。
大手だと参加するプロジェクトは「でかいサービスの1機能」みたいになりがちですが、中小企業が提供するサービスは「◯◯!これ!」みたいに分かりやすいことも多く(下請け、出向、派遣だと話は別)、モチベーション維持とやりがいにも繋がりそうです。
やりがい、達成感特にものづくりの場合が分かりやすいが、BtoC品であれば「自分の作ったものがお店に並び、それを買って喜ぶお客さんを直に見られる」という何よりのやりがいを感じられる。
プロジェクトのスパンが基本的に長めなので、小さくたくさん成果を出していきたい人には微妙かも。アジャイル開発を意識している企業が増えてきましたね(メーカーでも)。
BtoC品と関わる機会は可能性としてちょっと少ないかも。
しかしIT系エンジニアならあまり関係ないと思う。
いずれにしてもエンジニアとしての達成感には差がないように思います(個人的意見)。
会社の待遇これはやっぱり分があると言わざるを得ない。
「生活のために仕事をする」という観点で言うなら最も影響力の強い部分であるでしょう。
もちろん会社によって大手と肩を並べる待遇・給与の中小企業もたくさんあるとは思いますが、傾向としては大手に一歩引くことになるでしょう。
会社ごとに綿密な調査をする必要がありますね。
仕事の自由度、
個人の裁量
自由度高め。
個人への管理の行き届かなさが会社の大きさと比例すると思っているので(笑)、極論遊んでてもOKなとこあると思います。
うまく立ち回れる人は楽な仕事生活になるかもしれませんが、まあエンジニアとしては微妙な道になるでしょう。
プロジェクトに対する個人の主張の通り具合は、逆に反比例です。組織が大きいということは上層部が持つ影響力が強いということなので、個人の意見が反映されるスキは少なめでしょう。
これは…どっちなんだろう。笑
自由度が極度に高いか、もしくは極度に低いのか、二極化しているイメージが強いです。
しかし少なくとも「個人の意見は尊重される傾向にある」のは間違いないでしょう。
特に技術的な側面からの指摘によって能力が評価されるチャンスは大きいと思います(大手でそれやっても上まで届かない)。
その後の
ワークライフ
これはやはり「元居た企業のネームバリュー」という意味で転職には強いのは間違いない。
しかしそこで「具体的に何をしていて自分はどう貢献していたか」をしっかりと語れることは前提です。
退職者も過去に多数見ていますが、僕が知る限り転職が100%で独立した人はいませんでした(ものづくり主体の会社なのでまあ当然と言えば当然ですが)。
特に最近は、IT系企業で経験を積んだあとフリーランスとして活躍する方が増えていますね。
IT系のエンジニアは場所と仕事を選ばずに他者へ貢献できるのが強みなので、企業で実際の開発経験さえ積んでしまえば独立への道は難しくありません。
将来的に会社員からの脱却を考えている人は、具体的なエンジニア人生を検討してみる価値があるでしょう。
転職事情はあまり詳しく知りません。経験が物を言う世界なので大手への転職も全く難しくないないはず(知り合いではなくネット上ならそういう方はたくさん散見されますよね)!

どっちもどっちという感じですね。
むしろ自分が属している大手側がなんか悪い寄りになっているような気もするな…?笑

これから就職を考える人におすすめな判断基準(個人的見解)

僕の意見ですが、シンプルに言うなら下記のような分け方を提示します。

  • ものづくりをやりたい、ハードウェア系の技術者を目指したい
     →大手がおすすめ
  • IT系のスキルを磨き、場所を選ばずに仕事をできるようなエンジニアを目指したい
     →中小、もしくは目に見えるサービス開発を積極的にやっているような大手がおすすめ

ものづくりで大手をおすすめしているのは

  • 会社にある物資の規模、投資規模で仕事の面白さが桁違いに変わる
  • 最もやりがいとなる「作ったものが世に出る喜び」を量・質ともに得やすい

などが理由です。これは個人的にとても思っていることで、このブログでもよく言っています。

 

IT系エンジニアを目指す方は事前調査がとても大事です。

「なんでもいいから大手」をやると、例えば大手SIerのようなところ行ってしまったらまさに歯車としてコードを書くだけ、みたいな展開になりがちです。

みるみ
みるみ

某NTT◯ータに行った僕の先輩が1人これで「人生詰んだ」って言ってました…。笑 (笑えない)

具体的に僕ら一般ユーザーが目にするサービスを積極的に開発しているような企業を探すのが安全な気がしますし、あとは時代の潮流に乗ったオシャレなスタートアップも良さそう!(経験ないので偏見あると思うけど笑)

IT系エンジニアにはどんな仕事があるのか気になった方は、下記の記事でとても具体的にご紹介してみました。

実際のプログラム分類に沿って10個を紹介してみています。きっと参考になるはず!

おわりに

少し自分の経験が足りないのに執筆に及んだフシが強い記事でしたので、おそらく異論がある方もおられると思います。

現職の方には「こいつもまだまだ雑魚だな」ということでぐっと我慢していただきたいのですが、これからエンジニアを考えている方で「全然参考にならなかった」とか「それ間違ってね?」などあったらぜひご指摘いただければ幸いです!!

僕もみなさんと一緒により良い記事づくりができたらなと思っている次第です(そういう意味では諸先輩方のご鞭撻も受けるべきか…笑)。

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
それでは今回はこの辺で。

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