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【ICL体験記】術前の不安と術後の感想/実際に困ったこと/迷っている人に伝えたいことなど

【ICL体験記】術前の不安と術後の感想/実際に困ったこと/迷っている人に伝えたいことなど
みるみ
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みるみ

ブロガー、エンジニア。

文章を書くのが好きです。

長年の目標であり、かつ2020年中に達成したいと思っていた「ICLの手術を受ける!」というのを無事完了できたので今回その全てをここにまとめます。

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今回のビフォーアフター。裸眼でも0.3くらいは見えていると数年間思い込んでいたけど実は全然見えていなかった模様。笑

基本は自分語りベースで書きますが、内容自体は「ICLに興味がある」「これから手術を受けようか迷っている」という方に実際に役立つようなものにしたいと考えています。

これには事前に体験記とかを読んでみようと思って色々調べたのに実際に何か伝わってくるような記事がほとんどなかったからというのが背景として大きくあります。まあ体験記や感想ってそういうものだとは思いますけど!

というわけで内容は

  1. なぜICLを受けたかったか
  2. ICLを受けるのを躊躇する不安要素にはどんなものがあったか
  3. 手術前後のレポート、感想
  4. 実際に受けてみて②の不安はどうだったか
  5. 受けてから分かったリアルに困ったこと
  6. 迷っている方へ伝えたいこと

のような感じです。「ICLってなに?」みたいな9割の人が読み飛ばすような内容は書いてません。概要説明は僕がわざわざ書く意味はないので、たまたまこの記事を開いてくださった読者さんはお手数ですがご自分でググってくだされば幸いです。

ではでは。

1.なぜICLを受けたかったか

僕は生まれつき「外斜視」というちょっと特異な体質を目に持って生まれました。そこまで珍しくないので障がいというほどではないんだけれど、実際これで人生のうち苦労したことも多かったです。

生まれて3年以内に手術を2回受け、メガネは生後11ヶ月の頃からかけていました(これは視力矯正用の意味合いより治療的な側面が強い)。その後12歳くらいまで自宅で行う面倒くさいリハビリみたいなことも続けました。子供ながらに嫌がり、何度も母親と死闘を繰り広げたものです…。

という背景にプラスして、電子機器と向き合う時間が人一倍長い青年期を過ごしたこともあり順調に近視が進んでいきました。メガネとは長い付き合いなんですな。

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最後にかけていた黒縁くん。長いメガネ人生の間で使用したメガネ数はたぶん軽く10は超える気がします。

しかしまあ20~30年もメガネをかけていれば細かい不満も色々溜まってくるわけで、そういうのが積み重なったタイミングで「レーシックのデメリットを全て払拭したような上位互換の存在がある」と知っちゃったわけです(これはもちろんICLのこと)。強いて言うならこれがきっかけだったように思います。

ちなみに積もっていた不満は以下のような感じ。

  • サングラスを掛け替えないといけない
  • 温泉で景色が見えない(僕めっちゃ温泉行くので安全上も困るのはホント。「温泉用メガネ忘れた!」とかもいちいちストレスだし、けっこう不満度合いは高かった)
  • 汗をかくと邪魔度が5000倍くらいになる
  • 横向きに寝っ転がれない
  • 「おっさんがテレビ見るときのポーズ」ができない(注:下に参考画像あり)
  • ランニングを始めたのであり得ないくらい邪魔に感じるようになった、なので逆に裸眼で外に出てみるという体験をしたら清々しさに感動してよりメガネをなくしたくなった
  • なんか見た目で見下されることが多い(気がする)
  • 自然災害が増えてきたので、「タイミングによってはまわりが何も見えないときがある」ということにちょっと恐怖心を覚えた

などです。

ちなみに「おっさんがテレビ見るときのポーズ」とはこれのこと。

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これをやると手で耳が押されてメガネに影響が出るんですよね。メガネを使ったことある方なら生きていて一度は「くそー!」って思ったことあるはず。地味だけど嫌です。

そして最後、ICL実施の決め手になった考え方として余り始めていたお金の使いみちは「自分への投資」が最も良い選択肢なんじゃないか?というのがあります。

例えばコンタクトをあと数十年やったらランニングコストは結構いくよね、とかメガネをかけないことによる手間を数十年分で合算したら何十万払っても高くないよね、とかそういう感じです。まあ「健康や保険を買う」ってのとはICLはちょっと違いますけどね。

あ、ちなみに払った金額は70万弱です。病院名は伏せさせていただきますが、とっても良い先生と病院でした。こんなに「払った価値あったな」と思った大金は初めてです。

2.ICLを受けるのを躊躇する不安要素にはどんなものがあったか

「ICLを受けたい」と決意してから実際に行動に移すまでは1~2年くらい空いていて、この間が一番不安や心配を抱えていた時期だったと思います。「そもそも本当に行動できるのか…?」というレベルのオオゴトだと思っていたのもあるし。

ここはまだ受けたことのないみなさんと歩みを揃える意味も込めて、僕が思っていた不安要素を箇条書きでリストアップしてみます。「ああ、実際に手術を受けた人も同じこと考えてたんだな」とかって思ってくれたら嬉しいです。

  • 手術前も検査は多くて行くの大変だし、決定の選択権はどのタイミングまであるの?検査だけで辞めたら料金はどうなるの?
  • 手術したあとにはすごい数の通院量があるけど、この日程はどの病院でも共通?日程調整はどのくらいかけあってくれる?仕事はどうすればいい?
  • しばらくお風呂に入れなかったりするみたいだけどそれでまともな社会生活送れる?
  • そこまで強いド近眼じゃないけど適応対象になる?乱視あるけど入れた方がいい?
  • 手術に失敗した場合の料金は?
  • レンズに色んな種類があるようにも見えるけど、どの病院で受けても同じ?選択権はある?
  • 光が眩しく感じたりハロー(光の輪)が見えるみたいだけど、これはデメリットにはならない?後悔しない?
  • 支払い方法どうしようかな?(社会人なら一括で払えない額ではないと思いますが、カードの限度額などは事前に確認しておきましょう)

とにかく一番心配していたのは手術前後に多くの日程を要するみたいだけど、仕事している社会人に一体いつそんなタイミングがあるんだ…?ということ。

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どこの眼科ホームページに行ってもこの類のことは書かれていて、しばらく洗顔や洗髪ができないことも併せると「術後1週間は社会生活は無理」に思えました。これによって諦めている人が多いんじゃないかと予想しています。

みるみ
みるみ

ちなみに僕の会社は休みだけは頭おかしいくらいイッチョマエに取れるので、「仕事を休めるかな」みたいな心配自体はなかったです。実際1週間まるごと休みました。

あとは適応対象になるのかはシンプルに不安でした。

もともとICLはかなりの視力弱者用の治療行為で、それより軽度の場合はレーシックの方が適応になることも多いみたいです。結果から言うと僕も最初はレーシックを勧められました。しかし「ICLもまあ許容範囲内でしょう」ってことだったんでよかったです。

参考程度に付記しておくと、

RL
視力0.080.1
乱視--1.50でAxは180.00(直前のデータじゃないのでちょっと自信ない)

でした。これより視力が悪い方は他に特殊な問題がない限りまず適応対象になると思います。
※書いておいてなんですが保証はできません、必ず医師の指示に従ってください

乱視はレンズ代こそ5万~10万高くなるものの特に問題なく対応可能なはずです。僕は左目だけ乱視があったのでその分だけ値上がりしました。

あと、「実際の手術が怖い」は僕は全く思っていなかったので不安リストには挙げていません。まあ「もう一回やりたいか」と言われたら「はい?」って感じですが。笑
手術自体の話は次の章で書いてます。

 

今回挙げた不安点はさらにその次の章でそれぞれ照らし合わせて「実際どうだったか?」をまたまとめます。まずは手術前後の体験談をお聞きください…!

3.手術前後のレポート、感想

ここからは時系列的に手術前後の実際のレポートを書きます。

手術前

手術前には検査が2回あります。

  1. ICLを実施して良いかの適応検査
  2. ICLの実施のための精密検査

です。

これは素直に都合を付けていくしかなかったので、どちらも有休を取って受診しに行きました。病院によると思いますが、これらの検査程度なら土曜日に受け付けてくれるところもあるでしょう。

なんか「この検査がツラかった」みたいに書いている記事も読んだことあるんですけど、僕は何のことか全く分からないレベルでしたよ。普通の病院に普通に行っていれば嫌なことは何もないと思っていいはず。

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イメージはこんな感じ。これだいぶ実際と近い写真です。(出典:愛知淑徳大学クリニック)

こういう機械がズラッと並んでいて、1つずつクリアしていく感じですね。あとは普通に視力検査とか眼底/眼圧検査の類もやります。その他暗室で目の写真撮ったりとかとか。

また、1回目の検査時には瞳孔を開く目薬(散瞳薬)を点眼されるので車で行ったりしてはいけません。というかマジでなんにも見えないです。普通の眼科検診でも使うので経験ある方も多いですよね?
※病院や先生によっては2回目にも散瞳することはあるかもしれません。よく説明を聞いてください

検査については特に言うことないです。先生に診てもらうときに気になっていることは遠慮なく全部聞いておきましょう。僕はこのときに

  • 「適応対象になるか心配だった」
  • 「乱視あるけど大丈夫?」

みたいなことを聞きました。どちらも問題なさそうとのことだったので、この時点で2回目の精密検査に行くことも決定させました(予約自体は2回まとめて取っていた)。

2回目の検査は時間も比較的短めに終わり、手術前の説明とかそういう系です。あ、あと血も取られた気がするな。血液検査ですね。

支払いはこの日に行いました。これも病院によるとは思いますが、この支払い完了をもって契約締結となり、この後にレンズが発注されるそうです。最悪精密検査を終えて「やめます」もアリなはずですが、そんな選択肢は僕にとって1ミリも有り得なかったので実際どうなっていたのかは不明です。申し訳ない。

この日に手術日まで決まり、その後2回分の術後検診の予約も一緒に取れました。あとは何にもせずに使用済みのメガネをいつ叩き割れるか楽しみにしているだけです。

みるみ
みるみ

実際に叩き割りたくなったのは術後にかける保護メガネの方なんですが、それはまたあとで。

手術当日の流れ

特に緊張もしていなかったので普通に過ごしてました。手術3日前から自分で目薬をたくさん差し続けておく必要があるんですが、これを初日に忘れてたレベルでした(ちゃんとやったよ)。

言われた時間に病院へ行き、自分のカルテのセットみたいなものを持って手術前専用の待合室へ。術後気をつけることとかのビデオが流れていて、普通に居心地の良いホテルみたいで爆睡してしまったw

その間は看護師さん?視能訓練士さん?に色々質問されたりして、同時に目薬もいっぱい差されます。麻酔も目薬なので結構何回もやられた(カルテをチラ見した感じ計9滴くらいだった)。麻酔は普通にキシロカインです。たしか2%。うん、超どうでもいいね。

で、このあとは待ち時間がかなりありました。

さらにマッサージチェアみたいなものがある個室フロア的なところに移動し、そこで術着に着替えたり頭に帽子をつけたり荷物をロッカーに入れたり…とかやります。手術の順番が来るまでここで座って待ってるんですが、またもや爆睡した。

写真とか何にもなくて申し訳ないですが、手術まではここでずっと過ごします。名前を呼ばれたら両手を掴まれておじいちゃんみたいに誘導されていざ手術室に入室…!

手術自体

さて。

手術を実際に受けている真っ最中から「この手術体験を伝えるには何をどう表現すればいいだろう」とずっと考えていたものの、「なるほどこれは無理だ」となりましたw

というわけで語彙力うんぬんは完全にシカトして、ただ思ったことを馬鹿みたいに書いていくスタイルにします。

まずね、眩しい。

瞳孔が開いているときって普通に目を開けて屋内を歩くのもツラいくらいなのに、目を強制的に開かれたまま強烈なライトを喰らうわけですよ。

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拾い物だけどこれがだいぶイメージと近い。実際はもう少し小さい感じでライトがぎゅぎゅっと凝縮されている感じ。

カメラのフラッシュを焚かれて残像が残る感じあるじゃないですか?あれを同じ場所で残像が永遠に重なっていくような感覚に近いです。眩しいの上に眩しいが重なって、それが残像になってまた眩しくてさらに眩しいみたいな。もうよく分からん。

で、人間ってこんなにヤバいほど光を目に入れていいんだなとか考えつつアホみたいに光を眺め続けていると、なんか現実の世界と思えなくなってくるんですよね。

残像だらけになって何が見えているのか脳が理解できなくなってくるし、そもそも見えているのかすらも分からない感覚になってきます。そのうちライトのRGBがそれぞれ見えてきたりぐわんぐわん歪んできたりどっか行ったり…みたいな、もう本当に夢を見ている気分だった。

あと、レンズを挿入される瞬間や、その前に「ゼリーのようなもの(先生談)」とやらを入れるときは、その光が挿入物によって光り輝きながら動いていく、つまり世界がまるごと動いていくんだけど、これがめちゃめちゃ新鮮な体験で思わず「おおお…!」と口にしてしまった。笑

たぶん何を言っているか伝わっていないと思うんですがまあいいです。伝えられる自信もないので…。

で、施術自体は…。

うーん、思っていたほど恐ろしい体験ではなかったかな。麻酔は完璧に効いていたので(一回まぶたに針みたいのでチクッとされたのは分かったけど)痛みはゼロに近いです。

ただしお察しの通り目の中を何かされている違和感はありまくりです。いや違うな、違和感しかない。

特にレンズを乗せたあとの「レンズの4本の足を虹彩?に引っ掛ける作業」というのが一番イヤらしくて、例えるならまぶたの上から眼球全体を強烈に押しつぶされているような感覚でした。不快感ヤバい。

「痛い」とも違うんだけど、あれはもう一度やれと言われたら「やだ」って言いたいレベルだった。「え、え?そんな押したら目ン玉潰れちゃうよーー!!!!」みたいな感じ。

あと乱視の人には悲報をお知らせします。

乱視というのは「角度」の概念があり、軸に対してレンズの向きをどうセットするか決定する必要があります。さっきの僕の視力の表で「180.00」って書いてあったのは180°ってことですね(ちなみにAxはAxis(軸)の略)。

というわけで、ICLのレンズを入れたあとに最適な角度を見つけるためにレンズをぐりぐり回されます。「ぎょえ~~~~!」って思うでしょ、僕も思った。

「やっとレンズが乗った、終わりだ…!」って思ったら「はい、じゃあレンズのイイトコ見つけますね~~~~~(グリグリグリグリ)」みたいになるので「お、おお、おおおお…」ってなります。このときの感覚はさっきの目ン玉押しつぶされるやつに似てました。

レンズがセットされた瞬間は一気に視界(と眩しいアイツ)がクリアになるので「入ったな…!」って分かります。この時点ですごい見えそうな気がするんだけど、実際には手術当日は夜までほぼ視界はフィルターアウトしてます。

というわけで無事(?)手術終了。

手術後

手術室を出て椅子に座った瞬間に気付いたんですけど、全然見えない。

視力は上がっている感覚は分かるんだけど、視界がフィルターがかったみたいにシャットアウトされていて何がなんだかよく分かりません。「何がなんだかよく分からないと思います」「ぼんやりしていよく見えないと思います」みたいな事前説明は受けていたんだけど、本当にそのままだった。

みるみ
みるみ

実際は「保護メガネをつけていた」とか「まだ瞳孔が開いていた」とか色々理由はありますけどね!

とはいえ落ち着いたらまあ歩けるくらいにはなったので、1時間後の検査のために一度病院の待合室へ戻ります。思ったよりすぐに開放されて「えっ、もっと休ませてくれんの???」ってなった。

このあとが一番ツラかったです。

まず頭なのか眼の奥なのか分からないけどけっこう痛い。痛みの種類と強さ的には普段の頭痛(鈍痛パターン)と似ているのでそこまでではないものの、ロキソニンも飲んでいたはずなので結構痛かったんじゃないかと思います。

そしてマジで気持ち悪い。

これが一番キツかった。後半は吐き気も出てきて一瞬「やべぇかも」ってなるレベルでした。

手術が終わった瞬間から

  • 「頭痛はないですか?」
  • 「吐き気はありませんか?」

はすごくたくさん訊かれたのでおそらく重要なシグナルなんだろうなと予想していたものの、落ち着いて待合室で寝ているときになってしんどくなってきたので言い出すか我慢するかかなり悩ましいタイミングでした。

とはいえ僕がこれまでの人生で経験してきた「発熱41℃のインフルエンザ」や「24時間のうち18時間はトイレにいないといけないノロウイルス」などに比べればカス同然だったので普通に我慢してたら収まりました。

1時間後の検診時にはだいぶ体調も良くなっており、先生の診断的にも「術後良好」とのこと!

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手術5日後に撮影した眼の中の写真。よく分からんけど良い状態らしいです。

これで晴れてこの日のtodoは全て終了し、帰宅OKとなりました。病院に付いてから4時間半ほど経過していたはずです(手術自体は、自信ないけどたぶん20分もかかってない…と思う)。

手術後1週間

術後帰宅した瞬間から薬の利用を始めます。飲み薬はお決まりの飲み切り型抗生物質、目薬は3種類を1日に4回、計毎日10滴です。これはPCやスマホのスケジュールに定期アラームとかでセットしておくのをおすすめします。しかも目薬は5分空けないといけないのでキッチンタイマーとかもあるといい感じです。目薬は1ヶ月継続。

当日はさっきも書いた通りほとんど見えない状態なので何もする気にもなれずどうせベッドに行くしか選択肢はなくなります(家でさらにリラックスするとやっぱり若干痛みや気持ち悪さはあるし)。

しかし夜中になると急に視界がクリアになり始めていることに気付きます。「あれ、見えてるぞ…?」と。しかし部屋は暗いままだしお楽しみはとっておきたいのでそのまま頑張って寝ることに。

そして翌朝!!!!!

 

…今誰しもが「すげえ感動した!」って言うと思ったでしょう。別にそこまででもなかったかな(爆)

考えてみれば当然で、見えている風景と見え方自体はいつもと同じだし(家の中は物の距離も近いので視力の差は感じにくい)絶大な感動をいきなり!とはなりにくいだろうなと思いました。

でも全然がっかりしていなくて、むしろこのあと数日で小さな感動がいっぱいあったことの方が全然幸福感がありました。やっぱり外に出たり普段の生活を実施してみないと実感できないんですよね。車に乗ったときとか視界広いし遠くの看板見えるし結構やべぇですよ。

あと全然感動できなかった理由の大きな要因の1つがこれ。

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手術室を出た瞬間からかけることになる保護メガネ。だっせぇのを想像してましたが、見た目はかなり普通のメガネなので「お、全然いいじゃん」とか思ってましたけど全然良くなかった。

あとから分かったんですけど、これ相当見えづらいんですわ。

なんかブルーライトカットみたいにちょっとカラー入ってるし(UVカットあるらしかったので当然だ)、保護の部分によって視界はかなり悪いし、なにより調整されてないから高さはズレるし鼻からずり落ちるし叩き割りてぇぇぇーーーー!!!!!!に尽きる。

今この部分を書いているタイミングは規定の保護メガネ装着期間最終日なんですが、ついに、こいつを、ぶった切れる…。ムフフ、ムフフフフ。

 

というわけでこのメガネをかけながら目薬を続けるのが1週間続く感じです。お風呂問題とかはありますが、それら困りごとに対する対策などは後ろで書いてます。とりあえず手術前後レポートは以上です!

4.実際に受けてみて②の不安はどうだったか

ここでは②で挙げた不安要素のリストに対して、実際に自分の感想がどうだったかをまとめます。「やる前の不安」は書いてあっても「それが実際どうだったのか」まで書いてある体験記って少ないですよね。あんまり大したこと書けてないですが…。

以下1つずついきます。

日程問題の不安

これは上でも何回か触れましたが、自分の場合休みを取ることに対する不安はなかったので実際終わってみても「予定内だったな」という感じしかないです。

もっと言うと手術前後のスケジュールがかなりしっかり決まっているので予定は立てやすい方なんじゃないかと思います。術後検診はもっとたくさんあって日取りもキッチリ!みたいな感じかと覚悟してましたけどこれは良い方に裏切られました。けっこう適当です。笑

あと翌日から事務仕事とかなら作業できると思いますよ。僕もPCで作業してましたし。

お風呂問題はどうだった?

この次の「実際に困ったこと」のとこで書きます。

適応対象になるか不安なんだけど?

これはもう先生に診てもらうしかないですよね。

僕は病院選定の際に「候補をリストアップして色んな情報や条件をExcelにまとめて比較する」ということをやってましたが、このとき調べた感じだと「大きい病院や著名な先生のもとで受診すれば他院で適応対象外でも受け付けますよ」というニュアンスの記述は結構見かけました。僕もダメだったらそういうところへ行くつもりでした(でも手術代は跳ね上がるので注意!)。

あと乱視を入れる/入れないというのはメガネと違ってこちらに選択権は(ほぼ)ないような感じでした。24時間365日オールウェイズなので医師の判断が重要なのかも。

ちなみに出したい視力は選択ができます。多くは1.2で若い人や高みを目指す人は1.5、眼がつかれるのが嫌だ、近いものを見る仕事をしているなどの人は1.0に合わせることが多いらしいです。僕は1.2でした。

手術に失敗した場合の料金は?

すみません、これは怖くて聞けませんでした。

「怖くて」というのはそれを質問すること自体ももちろんそうなんですが、「そのパターンを現実的に自分で想定してしまうこと」を受け入れられなくて結局最後まで聞けませんでした。

結果論で僕は成功したから良かったですが、あまりおすすめできることではないかもしれません。

レンズの種類はどこでも同じ?

これは「絶対聞く!!」と意気込んで事前検査に臨んだんですけどマジで忘れましたww

まあ特に不都合なかったし結果オーライっしょ(雑)

光の感じ方は全く変わらないけどハロー(光の輪)が見えます

まず言っておきたいんですが、これは冗談やお世辞抜きにマジで気になりません。自分に言い聞かせるためにこういう書き方をしているわけでも決してなく、心の底から不満を1ミリも感じていません。

ただし「あるよりはない方がいいだろう」ということで一応デメリットに計上はしておきます。

むしろ光がキラキラ見えて「世界ってこんなにキラキラしてたのか…!」みたいに今のところ思っている(他のブログさんで全くおんなじこと言ってる人がいて笑った)。今回ばかりは中二病で助かったぜ。

ハローの見え方ですが、術後に友人と話したところコンタクトレンズで見えるものとはどうやら全然違うらしいということが分かりました(僕は一度もコンタクトを付けたことがないのでそういうものが見えるということ自体を知らなかった)。

説明するなら「大きな光の輪が視界全体にふわっと現れるような感じ」です。イメージに近い写真を掲載しようかと思ったんですが、それをやると絶対にデメリットだと思われると思ったのでやめます。これは「僕は全く気になりません」とだけ言っておくに留めます。

この光の輪は奥行き的にどこにあるかは全然分からない感じで、世界(視界?)と一体化しているような印象を受けます。だから邪魔に感じないというか、即物的な感じがしないんですよね。

それと、光自体を以前より眩しく感じたりするようなことは一切ないです。「ちょっとあるかな」とかではなく「全く差は感じない」というレベルです。僕はもともと眩しいのが苦手だったのでこれは嬉しい誤算でした。

5.受けてから分かったリアルに困ったこと

最後、手術後に本当に困ったことをまとめておきます。対策や僕がどう過ごしていたかも併せてお伝えしてます。

4日間も顔を洗えなくて脂ギッシュになるのが想像以上にツラい

最も最初期から想定できていた問題ですが、色々考えてみたもののやっぱりこれはかなり不快度が高かったです。

髪の毛が洗えないのは正直なんとかなります。ドライシャンプーなるものでたしかに髪の毛の油分は全部なくなったしニオイも全然大丈夫でした。

身体も初日はボディーシートで拭けばサラサラになるし、だから目に触れないように注意しつつ顔も拭くようにしていたんですよ。でもやっぱりちゃんと洗顔しないのってダメなんだって今回マジで思いました。

特に夜寝ているときのアブラ感はやばくて、あのクソったれの保護メガネもかけて寝なきゃいけないせいで不快感ヤバいです。そのせいで鼻のくぼみのとこになんかデキモノみたいのできちゃったもん!!!!!これが文字通りデキモノ

ちなみに僕が買ったドライシャンプーはこれでした~

「どうせ今回だけだし」と思って贅沢に使ったら2,3回で使い切れました。それはそれでどうなんだ…?笑

これらから言えることは「ICLを受けるなら夏はおすすめしない」に尽きるでしょうね。

保護メガネのせいで仰向けでしか寝られない

これも想定してはいたもののやっぱりストレスヤバかったです。

メガネをかけて寝ようとする無謀さはみなさんも知るところでしょうが、保護メガネはさらにひどかったです。こういう用途を想定しているはずなのにツルが後ろに長いせいで仰向けしててもちょっとぶつかる始末。

挙げ句の果てにはちょっとズラしたりゆるゆるでかけてほとんど目は保護していなかったり(笑)みたいになってましたが、これは意味があったのか…!

ただ無意識に眼を触っちゃったりするのは良くないので言いつけはちゃんと守りましょうね。

あと看護師さんが話しているのを小耳に挟んだんですが、水泳ゴーグルみたいなものに勝手に付け替えるのは厳禁だそうです。理由は「締め付けすぎてしまうから」だそうで、眼に刺激を与えてしまうからなんだそうな。なるほどね。

まあ就寝中も保護メガネをかけなきゃいけないのは3回だけなので我慢するしかありません。
人間はよくできていて、実際のことを言うと3回目はわりと普通に寝てました。笑

まあICLの絶大な恩恵に比べればこんなのは話すに値しないレベルのことでしょう!

 

それと最後に、数少ないデメリットも書いておきます。

「メガネをかける」という行為による気持ちの切り替えができなくなる

メガネユーザーなら分かると思うんですが、「ベッドでゴロゴロしてたけど起きて作業するか!」みたいなときにメガネをかけると視界がはっきりしてシャキッとするじゃないですか。あれが一生できなくなります。笑

まあこれは慣れというかもともと「気のせいを利用していただけ」なので数ヶ月もすればどうでも良くなる気はします。それよか起きた瞬間から世界がハッキリしていることの方が遥かに素晴らしく感じます。

6.迷っている方へ伝えたいこと

まとめ的な感じで、もしICLを受けようか迷っている方がここまで読んでくださっていたら伝えたいことです。

一番最初に「自分への投資」という表現を使いましたが、この観点で考えた場合にこんなに嬉しいことだらけの投資ってなかなかないと思います。

つまりはですね、結論を言うと迷っているならやっちゃいなよ!YOU!ってことですよ、はい。

もちろん「失敗したらどうしよう」とか思うのは分かります。僕だって同じ道を通りました。

でも、ここ最近自分がなんか楽観的な性格に変わったせいもあってか「そんなんやる前から心配してちゃ人生変わらんでしょ!」みたいに半ば投げやりになって決断しました。いや、この場合「決断した」んじゃなくて「判断を放棄した」に近いかもしれません。「失敗の場合の費用を訊けなかった件」もここに絡んでます。

もしこの記事をお読みになられて少しでも(どちらの方向へでも)考えが変わるなどの影響を与えられたらとても嬉しいです。この医療技術はとても素晴らしいものだと思うので、多くの人に広がってほしいなと思うばかりです。

ちなみに対象年齢は21~45なのでおじさま諸氏はお早めに。

みるみ
みるみ

45になったら何が起きるのか/何をすべきなのかは何も知らないんですが、それはまたそのとき考えればいいや~と思ってます。笑

さいごに

いやー、ついにメガネ卒業ですよ。ヤバいね。
とにかく視界が広いことと顔の周りに異物感がないことが開放的で気持ちいい。

なんか細かい感動は言い出したらキリがないんですけど、そればっかり書いてもあんまりピンと来ないだろうと思ってそこまで書かないようにしてました。でも単純に「メガネがない!」という事実だけでもう素晴らしいという感じになるのかな、やっぱり。

今回の一件は僕の人生にとって間違いなく大きなイベントでした。長い間待ち望んだことであり、いや、少し前までは「まさかメガネをかけなくいい未来がある」なんてことは思いもしなかったことを考えると上出来と言わざるを得ません。

なんかあんまり良い言葉が見つかりませんが、「良かった」です。

 

内容は以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

なにか質問などありましたらお気軽にコメントにどうぞ。もちろんご感想もたくさん頂戴したく思います…!

それでは~

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