【キーボードおすすめ10選!】13万円近く散財してきた僕が徹底的に比較します

【キーボードおすすめ10選!】13万円近く散財してきた僕が徹底的に比較します

僕はそこそこのキーボードオタクで、いままでかなりの数と金額、キーボードを試してきた。気に入るのを見つけたいためだったから不本意な投資だったんだけどね…。

今回はせっかくだから、その経験をもとにおすすめできる10個をチョイスしてご紹介。

なにも「今僕が使っているものがベストなんだよ」ということを伝えたいわけじゃなくて、人によって求めるものは違うということを理解してもらった上で客観的なレビューをしたいと思ってます。

1.ビット・トレード・ワン「BFKB88PC」

さっそくだけど、長年のたゆまぬ努力()によってついにキーボード泥沼から抜けることができた僕史上最高のキーボード。

長くなるので僕自身がどこを気に入っているのかとか細かいレビューは以下の記事にまとめています。死ぬほど細かいので一般の人にはキモいかも…

一応ゲーミングキーボードの位置付けではあるけど、ギラギラしたオタクっぽいデザインでもないどころかすごくシンプルな見た目で気に入っている。キー印字も非常に見やすい。

とにかく、僕が「キーボードだけは本当に気に入ることができるものとは出会えないだろう」と半ば諦めていたのを救ってくれたまさに救世主的な存在である。神です。

パンタグラフで探している人には無条件で勧めたい。さらに「テンキーないし…」って人にもむしろぜひ勧めたいのだ。その辺りも上の記事に詳しく書いたのでよろしく。

2.Lenovo ThinkPad トラックポイント・キーボード「0B47208」

これを購入するに至った経緯はまたそれだけで記事が1本書けてしまうくらいの長い物語があるんだけど、とりあえずそれは置いておくにしても、本当によく出来た製品だったと思う。

「トラックポイント」っていう、キーボードの真ん中にある赤いポッチがマウスの代わりになるというもの。要はキーボードから手を離さずにカーソルを動かせるのがなによりの絶対的なアドバンテージなのです。

しかも左クリック、右クリック、中クリックってボタンも手元にすべて揃っているので初めて触った人は感動するはず。

そしてそして、忘れちゃいけない、ThinkPadキーボードのその打ちやすさには確かな定評がある。IBM時代からの長い歴史が育てたファンは今でも多いみたいですねえ。パンタグラフ一筋の僕でも文句ないほど素晴らしい打ち心地でした。「アイソレーション」っていって、キーピッチは変わらないけどキーとキーが独立して離れるような設計になっているのでミスタイプも激減する。さらに少し窪み状になっているので指もキーに吸い寄せられるような「ハマりの良さ」を感じられる。

デメリットも言っておこう。左下のFnキーとCtrlキーが逆である。もちろん分かって購入したのだけど、なんと「KeySwap」なんかに代表されるキースワップ系のソフトでもFnキーは対象外のようで、どうやっても逆にできなかった。

ThinkPad PCならBIOSからFnキーとCtrlキーを逆にする機能が付いているんだけど、冷静に考えてみたら、ソフト的にFnキーは対応が効かないからBIOSに実装されてたんだよねきっと…。

それと右下の矢印キーにPgUpキーとPgDnキーがいるけど、これは僕は「アリ」だと思っている。なぜなら、ここをHomeキーとEndキーにすると文章を書く人にはとても使いやすいからだ。ただし僕はノートPCでのFnキー+矢印キーでのHomeとEndに慣れきっているので、最初に「神」だと紹介した「BFKB88PC」もHomeキーとEndキーは用意されていないが現状最も気に入っている。

ちなみに、トラックポイントがない普通のThinkPad系フルタイプのキーボードも使ったことがある。

これはもう生産終了品なので中古しか手に入らないと思うけど、ThinkPadの打ち心地を試してみたいけど普通のでいい、という方は探してみては。

3.Ergonomic Keyboard for Business USB Port「5KV-00006」

この辺りが一番迷走していた(遠い目

とは言えエルゴノミクスの名は伊達ではなくて、手先から腕までもっとも疲れないキーボードは間違いなくこれだった。手をホームポジションにセッティングできた状態でのタイピングのしやすさは異常で、はじめて触ったとき「おおお!」ってリアルに声が出た。

あ、そもそもエルゴノミクスキーボードってなんだよっていう説明をしていなかった。知らない人からするとギャグ製品かと思われるくらい変な形をしているキーボードだけど、エルゴノミクスとは「人間工学」という意味で、要は人体的に疲れにくい設計になっているよということである。

普通に机の上に手を構えたらそもそも指の列は真っ直ぐにならないし、左右の手をお互いに近づけているのも肩こりとかになるよね、っていうのを改善する商品。しかし当然ながら、左右が分かれているので完全に正しいタッチタイピングができる人じゃないとまともに使えない。まあこんなキーボードを探すような人なら大丈夫でしょう…。

テンキーがワイヤレスで別になっているのもまた超大事なポイントで、テンキーが本体からいなくなることでキーボードの真ん中を自分の作業の中心、ひいてはモニターの真ん前に持ってこれるようになり、不自然なことをしなくてよくなる。しかもワイヤレスなのでどこにでも置けるっていうのはスペース的な観点からも素晴らしい。

また、柔らかくて広いパームリスト(※)が標準で付いていて、人間工学的に高くなってしまったキーボードをむしろ使いやすくさらに疲れにくいものにしてくれるのも忘れてはいけない。

※手首を置く台とかのことで、このキーボードだと手前の広い部分。これがあるのとないのだと死ぬほどの違いがある(体験談)。

それはきっとキーボードの高さとパームリスト分の奥行き、分かれたホームポジションへのセットあたりが要因でしょう。使わなくなった理由は、さっき言ったように”ホームポジションの状態なら”めちゃめちゃ使いやすいのだけど、頻繁にキーボードから手を離す作業だと再びホームポジションに手を乗っけるのが妙にめんどうに感じてきてしまって、文字を打つのが億劫になってしまっていったから。

惜しくもメイン機を逃した秀作でした。

4.エレコム「TK-FCP096BK」

色々散財していく中でようやく「自分がキーボードに求める条件」というものを理解してきた中で、「別に高いものや珍しいものを探す必要なんかないのでは?」と気付いたときに辿り着いた経過点(頭悪い)。

正直言って、このキーボードは総じて悪い部分はなかったと思う。まさに可もなく不可もなくという感じだった。

スペースキーが短い点と、矢印キーがサイズが小さくて端っこにいるおかげで無意識に打っても識別できる点などが特に気に入っていた。なんのこっちゃって感じでしょうが、放っておいてください←

キーピッチも19mmでキーストロークも2mmという超一般的なパンタグラフで、かつ地味にアイソレーション設計でもあり正直低価格ながらよく出来ている。

満足できなかった点は、最下段のキー横幅が小さいこと、右端2列程度の記号キーの横幅が小さいこと、Backspaceキーが横に長くないことの3つだった。妙に印字が目にうるさい感じもあって、「なんか安物使い続けるのもな…」とかいう無駄な思考と相まって結局お蔵入りとなった。

何度も言いますが、万人には十分すぎるキーボードです。これに限らず。テンキーつきフルサイズやら無線タイプやらエレコム、ロジクール、バッファロー、サンワサプライあたりは一通りパターンが揃っているので気に入ったものを見つけやすいはず。

ちなみに僕はキーボードだけは絶対に無線は使わない派です。
(1つ上のキーボードが無線だということに気付いた人、夜道には気をつけることだ…)

5.FILCO ExcellioLite「FKBE109 JB」

今までで最も長い期間愛用していたのがこのフィルコくん。

なにより「パンタグラフ界での王者感」がすごいと思っている。ダイヤテック社のFILCOと言ったら高級キーボードでかなり有名なんだけど、そのラインナップのほとんどはやはりメンブレン型(メカニカルなんだけど)で、パンタグラフというのはほとんどない。

そんな中ちょっと名前もエントリーチックな感じで発売されているこのキーボードは本当に”大穴”でした。そもそも高級キーボードってどうしてもメカニカルに寄るから、パンタグラフって特に見つけづらいっていう背景がある。ちなみに、そんな事情もあってかこれはもう生産終了しています。キーが1つ死んだのでいい機会だしテンキーなし版とかで買い直そうと思って探したんだけど、一切なかった。悲しい…。

タイプのしやすさはもうお墨付きです。僕がいちいち説明しなくても「FILCOなら信頼あるよね」と多くの人が分かってくれるレベルです。

キー配列もフル109キーの中でこのタイプが一番お気に入りで、矢印キーの独立感とDeleteキーの場所の素晴らしさはやみつきになる。テンキーも0Enterが大きく、左下CtrlAltも横幅がしっかり取られている。Fnは4つずつ区切られていて押し間違いもないし、キー配列は万人に完璧と言えるでしょう。

ちなみにEscF1を押し間違えてクソくらえのWindowsヘルプが出てくること多いと思うから、F1は無効化しておくといいですよ。必要になるシーンまじでないから。上でも何度か出ているけど、「KeySwap」っていうフリーソフトは絶対入れるべきソフトの1つなのでぜひこの機会に。

6.東プレ「REALFORCE108UDK」

ええ買いましたとも。そりゃキーボードオタクっていうならリアルフォースだって試しましたとも。

たぶん高級キーボードの最も代名詞的な存在で、びっくりするお値段も納得のすごい高品質感が机の上に漂うことになる。印字もだっさい白字が目立たないようなものになっていて、でもまっさらではないのでたまに記号の場所とかを確認したいときなんかも困らない。

最大の特徴は静電容量無接点というキーボードの方式と、「偏荷重」ではなくて「All 30g」ってところ。

前者はメンブレンとかパンタグラフとかと並ぶキーボードの方式のひとつで、圧倒的な耐久性の高さと軽いタッチが大きな特徴。現状この方式は東プレしかないような状況です(HHKBで有名なPFUもそうだけど、実は生産は東プレです)。ちなみに、よく勘違いされますが厳密にはパンタグラフもメンブレンの仲間に入るんだぞ。
あとはこの他にも「メカニカル式」っていうのがありますがそれはこの次に出てきます。

後者はたぶん最も意味不明な部分だと思うけど、なんとこのクラスのキーボードになるとキーによってストロークの重さが違うような設計になっているものがある。「人差し指や親指で打つキーより小指で打つキーの方が軽くしてある」なんていうイメージです。やばいよねw

で、これはというと「そうではない」ものです。そういう意味で「All 30g(グラム)」ってことです。この設計に関しては賛否両論というか好みがだいぶ分かれるようで、こういった需要も用意されているようです。僕も断然こっち派なのでこの選択にした。

さて打ち心地はというと、スルスルストンストンと落ちていくのです。30グラムってかなり軽いほうなので、本当になにも考えずに指をスライドさせる動作だけで文字が綴られていく感じ。しかもトップ面がまたサラサラしているので余計スルスルストンストンのイメージが。笑

でも正直これを買った時期って、「高いの買ってる自分かっこいい」のくそみたいな感情が先行していたので、印字も見づらくて困るシーン多かったし(超ださい)なんか使うのやめた(爆

しかしよく言われることですが、東プレのキーボードは本当に自分にあったものと出会えた場合、一生モノになれる可能性が高いです。万一壊れてもリピートする人はとっても多いイメージ。「金融機関でも使われている」とかよく広告文句で見かけるしね。まあいくらなんでも何十年も保たないでしょうけど。

モデル数もめちゃめちゃ多いので、キーボードオタクのみなさんならきっと選ぶのだけで楽しいでしょう。僕も後半は徐々に「いいものを見つけるための支払いじゃなくて色んなキーボードを楽しむ趣味だと思おう」みたいな考えにシフトしていきました。…無理でしたがね!!!

7.FILCO MajestouchBLACK「FKBN91ML NFB2」

こいつがその「メカニカル式」ってやつ。たぶん一番ユーザーにいわゆる「オタク」が多い。知らんけど。

中にカチカチするスイッチが入っていて、そのスイッチの「色」によって押下圧や入力感が変わるというもの。キーひとつひとつにスイッチが存在しているので部品交換で末永く同じ本体を使えるというメリットもある。

「色」によって黒軸だとか青軸だとか言われる違いがあって、同じキーボードでもこのスイッチの色違いで自分にあったキーボードを探せる楽しさがある。ちなみにスイッチ自体はキーボードメーカーがオリジナル制作しているケースはちょっとレアで、ほとんどドイツの「Cherry社」ってとこのものを使っている。FILCOのMajestouchシリーズも全部この「CherryMXスイッチ」です。

chrry-mx-switch

色はこの4種類で(Cherry以外だったら他にもあるの?見たことないけど)、「クリック感」というのが「カチカチ感」に値する。僕が選んだ黒軸は「クリック感:なし」なので、スルスルスト(ry

ちなみにこのキーボード、よく見てもらうと分かるんだけど印字がキーのトップ面じゃなくて手前の面にあるんだよね。つまり、前や真上から見ると真っ黒でなにも書いてないように見える。社長の部屋みたい環境で使えば部屋に入ってきたやつに「こいつ、できる…!」みたいに思わせられます。ナイス。

8.FILCO MajestouchBLACK「FKBN91MC NFB2」

お察しの通り、前のやつの青軸モデル。

chrry-mx-switch2

見てもらうと分かるんですが、押下圧はなるべく下げないようにしながらクリック感のあり/なしを変えたのです。

「メカニカルスイッチはあのカチカチ感がいいんだ!」っていう根強い意見を僕も取り入れ、試してみたのです。アホだよね。なんで買うんだろう…。どうせすぐ使わなくなるのに…。案の定カチカチやってすぐ売ったし…。

しかしなるほど、アリです。大アリです。今までサラサラスルスルとか色々言っていましたが、クリック感がある方が「打鍵している実感」が得られます。これは大事。フィードバックがあると自分の行動をちゃんと理解しながら先へ行けるからね。正直打ちやすさは高級系キーボードの中では一番だった。

ただ、いかんせんうるさい。

「別に自宅に誰もいないんだし音なんて」と僕も思っていたんだけれど、ブログみたいにずーっと文字を打ち続けている環境だと意外にも耳につきました。ただしこれはかなり個人差があると思っていて、僕は時計の音だとか外の車の音だとかかなり音に敏感な人だからなんだと今は思っている。というそうじゃなきゃこんなに人気が出て売れているわけないしね。

というわけで、個人的には「メカニカル興味あるな」という人には茶軸か青軸をおすすめしておこうと思います。

9.サンワサプライ マルチメディアキーボード「SKB-MM1BK 」

さてさて、高級路線も一旦落ち着き割りと普通なやつ。笑

購入目的は「一時的なつなぎ」ではあったのだけど、せっかくだからっていうんで初めて「パームリストつき」で「色んな便利ボタンが付いている」ものにしてみた。

これが思った以上に使いやすくて、なんと今でも唯一メイン機以外に自宅に取っておいているキーボードである。パームリストの有無が死活問題であるってのは上でちらっと言いましたが、これを使うとやはり実感します。安いキーボードでメンブレンでも、手首の適正な高さが保たれているとほぼ無駄なストレスはかからないね。しかも取り外しできます

あとはサイドにある便利ボタン、いつもなら「余計な機能だなあ」とか思うところですが、別に邪魔でもないし、使えるボタンは結構ある。例えば電卓、進む/戻る、音量系、音楽の再生コントロール系、エクスプローラーやら検索やらそういう系、とか諸々19個。

Fnキーと同時押しで使えるものはよくあるけど、こうやって可視化されて物理ボタンで並んでいるメリットはたしかにあるよ。「キー自体はあんまり興味なくて、疲れなくて便利なのがいい」っていう方にはおすすめできるものです。安いしね!

10.Hacoa Full Ki-Board「H930-W」

迷ったけど最後はこれにする。

「もうどれを買ったって満足できないんだし、見た目全フリで選べ!!」っていう最もヤバイときに買った思い出すだけで悲しいキーボード。

完全ネタなので誰にも勧める気はありませんが、たしかに「ホッと」しました。

工業製品というよりは「手作り感」という言葉のほうが合っている感じなので、「全てのキーがどれも同じ打ち心地か」と言われると「うーん」と思ってしまうようなレベルですが、それがまたいい味を出しています。タイピング音も無機質なものではなく温かみのある感じなので、用途によっては購入の選択肢に入ってもおかしくはないかも。

でも、高い。笑

まとめ

そんなわけで僕の苦い思い出を辿るキーボード紹介10個でしたが、どうだったでしょうか…。

僕は記事を書くときに色々思い出してきて「実にアホだな…」なんて思ったりしていましたが、まあこうやって記事のネタになっているなら良しとしましょう。しかもそれがみなさんのキーボード選びに役立つのならこの上ない喜びです!
あ、補足しておきますがもちろん買ったのはこの10個だけじゃないですからね(棒

キーボードって、いいものを使うとまじで生産性爆上げするから、一度ちゃんとしたものを買ってみるといいと思いますよほんとに。

それではまた!

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みるめも

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