【技術職】メーカーの仕事の種類は?実際の部署例5つから技術職の分類/仕事内容を徹底解説!

【技術職】メーカーの仕事の種類は?実際の部署例5つから技術職の分類/仕事内容を徹底解説!

技術職といってもその中には色んな分野があって、正直言葉の定義はめちゃ曖昧です。会社によっても違うし、文脈によっても違うし…。

ただ、メーカーという意味でものづくりに限って言えば、「部署」としてはほぼ万国共通の分類があります。

僕ら技術職からしてみればわざわざ説明することもないレベルと思ってしまうようなことなんですが、外から見ても全く訳分かんないのが実情かと。ネットで検索してもひどい記事しかヒットしないしね!!

というわけで、この記事では

  • 技術職の
  • メーカー(ものづくり)で
  • 実際にある部署と仕事内容

をリアルに紹介してみます。全て僕の経験によるものですので、この条件に対して興味がある方には必ず参考になると思います!

みるみ
みるみ

僕は電機メーカーの人間ですが、今回の話は別に電気製品じゃなくてもだいたい同じです、例えば化学品メーカーみたいな。雰囲気で読んでもらえれば!

大きな部署分類は5つ

今回は5つに分けて説明してみます。
紹介するのは下記。

  1. 開発/設計/研究
  2. 生産技術
  3. 品質保証
  4. 調達
  5. 特許・法規関連などその他

聞き慣れない言葉が多くないですか?それだけ、実際に技術職に就職する前に得られる情報が枯渇しているということだと僕は思ってます。

で、最初に注記しておきたいのは「存在する部署自体はだいたい共通でも、それをどういう括りでカテゴライズしているかはわりと差がある」というところ。

engineer-Department-grouping

今回はなるべく標準と思われるグループ分けで5つということにしてみました。なので数にはあまりこだわらないでいただけると嬉しいかなと!

なお、製造部門は完全に別物扱いとしています。「ものを作る」というと実際の作業は製造部門がやっていそうだし確かにそうなんですが、「技術」には入らないとするのが通例です。

製造部門はライン工のようなイメージを持ってもらえると良いと思います。つまり、いわゆる「ライン」と呼ばれる人たちは一般に言う「技術職」とは違うよ、ということです。

5つの概要と実際の仕事内容(by僕の経験)

ではさっきの5つを1つずつ見ていきましょ。

1.開発/設計/研究

最もシンプルに「技術職」という印象が当てはまるのがここ。

  • 開発
  • 設計
  • 研究開発

など色んなものがありますが、基本的には「なにかを設計して開発していく」という意味で全部一緒だと思ってもらって問題ないです。

実を言えば研究開発だけは別枠扱いになっていることがほとんどですが、今回のように「技術職の概要を理解する」くらいならそこまで気にする必要はありません。

「開発職」と「設計職」については、名称の違いだけで明確な定義分けはないというのが実感です。僕も自分の所属する部署名はしょっちゅう変わってます(コロコロ変わるくせにやることはなんにも変わってない笑)。

61 研究職との違いとか

engineer-development-category

「技術職」と呼ばれる多くはやはりここを指していて、実際メーカーでも会社の中心にいるのは彼らと言っても過言ではないでしょう。もちろんどの部署が欠けても事業は成り立たないのだけど、「ものづくり」たる所以はここに宿るというのは僕も思うところです。

余程専門の経験があるわけでもない限り、新卒/転職者に関わらずほとんどはここがスタート地点になると思います。人数も多いし。

技術全体に占める人数比5割~7割
年齢傾向20~30代の若い世代は最も多いが、上はどこまででもいる

開発/設計/研究の仕事内容

ありとあらゆる知識やスキルを使って製品を作っていくお仕事です。内容のイメージもそのままなので簡単。なのだけど…。

「作る」とはお店に並ぶあの状態の品を実際に作るという意味ではなく、その品の仕様を考え、それを量産できる状態にすることを指します。これらをまとめて「設計」と呼ぶ風潮が強いです(後者を特に「量産設計」とも呼びます)。

engineer-development-make-mean

感覚的に分かりにくい部分だと思います。「試作品」では本当に部品を手で組み立てて作ったりすることもあれば、「量産」のようにラインを回して数百個作ったりすることもたしかにあるんですよね。

ここは電機メーカーに限らず「メーカー」ならどれにも共通して言えるとても大切な考え方なので、まず理解しておきたいところ。つまり彼らの仕事内容は、

  1. 製品の構想(仕様)を考える
  2. 仕様に基づいて試作する
  3. 試作を改善して量産設計をする
  4. ライン(工場)で生産する

という流れで説明できます。実際は4番目は仕事内容には入らないけど(ラインの立ち上げは後述する「生産技術」の人が主体、実際に組み立てなどで「作る」のは「製造」の人、というイメージ)。

みなさんがイメージする「設計」という要素は、たぶんほぼ前半2つですね。

  1. 製品の構想(仕様)を考える
  2. 仕様に基づいて試作する

色々計算したり、図面を書いてみたり、試しに手作りしてみたり…とか。実際一番楽しい部分だなって僕も思います。

なんといってもものづくりの核はここなので、自分が手掛けたものが世に出る感動を一番味わえるのもここです。

 

このブログでは「電気製品を作るという意味での技術職」を対象にしているので、大きく3つに分かれる分野についても軽く触れておくべきですね。

maker-engineer-position

このように

  • 電気
  • ソフト
  • 機構

という括りで分かれるのが通例です。ちなみに僕は上図でも書いたように「電気とソフトの間」みたいなところにいます。楽しいんだな~ここが。

「その仕様はソフト屋さんに聞いてみて」みたいに「◯◯屋」と呼ぶのが業界全体でのスタンダード。外から見たら結構独特?

電気と機構を1つにまとめて「ハード」、それに対するソフト単体での「ソフト」という分類もよく使います。この場合も「ハード屋さん」って呼んだり。

なお、ここは「化学品メーカー」や「食品メーカー」などの場合は当然話が変わってきますので留意ください。「電気」とか使わないからね!

詳しくはこちらの記事で!
実際の仕事の雰囲気含め、かなりがっつり書きました。

なんとなく何をやっているかイメージ湧きました??

Check!みるみの一言まとめ

みるみ
みるみ

仕事内容はシンプルでストレート。技術職の楽しさも分かりやすい!

2.生産技術

お次は先程も少し名前が出た「生産技術」。

前述の開発系のチームが設計を一通り終えたあと、その製品を実際に量産するためにあれやこれやと頑張るのが彼らです。略して「生技せいぎ」と呼ばれる。

engineer-from-to-Industrial-science

生技が担う最大の責務は「コスト削減」であり、いかに効率良く生産をし続けるためのラインを設計できるか、生産計画を立てられるかに尽きます。工数(かける時間のこと)も短くしたい、無駄な仕事を極力減らしたい=つまり人件費の削減、というわけです。
これらをまとめて「工程設計」ということが多いです。

僕の主観ですが、今回紹介する5つの中では色々なセンスとスキルが最もハイブリッドに要求される仕事ではないかと思います。端的に言うと「難しい」。

一般的な技術職のイメージは

  • 個人作業
  • 理屈だけで仕事が進められる
  • 人間的な問題ではそこまで困らない

みたいになると思いますが(この時点で既に否定したいのは一旦置いておいて)、生産技術が関わる要素は数も多い上に「人の問題」がどうしても付いて回るため、それぞれが複雑に絡み合ってしまうのを常に取り持つ必要が出てくるんです。つまり対人折衝力なども求められる傾向があります。

how-work-Industrial-science

言わば「おまとめ役」。実務の経験値がとても大切だと感じます。

メーカー、つまり製造業では「核となる部署は生技だ」とよく言われます。経営陣が技術畑出身の場合も、生技を経験している人が多い印象です。なぜならコスト感覚を身につけているし生産の現場も知っているから。

一般的には地味な印象だったり知名度が低かったりしますがとっても大切な部署ということ!

技術全体に占める人数比1割~3割(最近はコアになる業務のみ内製にして残りは外注というスタイルも増えている)
年齢傾向若くても30代以降。40代くらいの技術者としてベテランの層が多い

生産技術の仕事内容

細かい説明をしても分かりにくいところなので、箇条書きにしてみます。

  • 生産の計画を立てる
  • どこの工場のどのラインをどのように稼働させるか考える
  • その設備に必要なものを考え、設計・製作する
  • 実際の生産業務を日々滞りなく回す
  • 量産設計時において、「TP(もしくはES)」という重要な工程を任される

みたいな感じ。

ポイントは、実際の商品開発や技術開発はやらないけど生産のための設備(治具)などは設計します。決して「ただのめんどくさい押し付けられ役」ではなく、間違いなく技術者としてのスキルも高いものが求めらています。

※治具

英語の “Jig” から来た言葉。そのまま じぐ と読む。

量産する現場では、「同じものを大量に作るための装置・仕組み」が要です。つまりは「金型かながた」みたいなものを想像していただけるといいかと。それらを設計するのは主に生技の人たち。開発/設計の部署がやるような仕事も担っているわけで、求められるもののレベルの高さがよく分かりますね。

お客さんと会う機会も多く、会社を越えた引き抜きなんかは生技まわりでよく見かける気がします(やや主観的かも)。

基本的には開発/設計職で経験を積んだあと生技へ、という流れが多いと思います。その場合は特に「自分が携わった製品の生技担当へ」というパターンだったり、なんらかの繋がりがあるように見えます。やっぱりそれだけ経験値を要すってことなんでしょう。

「TP」という言葉についても補足しておきます。

実際に作りたい製品の仕様が決定したらそれを量産するためのフェーズに入るわけですが、その第一回目にあたる「お試し量産」みたいのが生技主管で行われます。

試作から量産までの工程

つまり自分たちの工程設計を確認する場のようなイメージですね。このときはかなり開発/設計よりな業務がメインとなるので、やはり生技も技術職としてメインの職種といえます。

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みるみ
みるみ

やったことないけどすごい大変そう(小並感)

3.品質保証

会社によっては「品質管理」という部門がトップにあってその中に「品質保証」がいたりなど、ここはやや差異があるかもしれません。

今回はそこはあまり気にせず、

  • 品質保証
  • 品質管理
  • 品質技術

などの部署が存在することを知りましょう。まあ一般的には「品質保証部」が一番広い階層になっているはずです。

その名の通り、作った製品の品質に関わる仕事を担っている部署。

「品質」とは難しい意味合いではなく、僕らがなにか物を買ったときに「これ品質悪いな~」って思うその感覚と同じもの、でいいと思います。ただしそれがもっと大量的にあって大きな視点で見たときの考え方であるという点は知っておきたい。

例えば、ある商品を100万個生産したとして1つだけ不良品が出ちゃいました、と。

買ってくれた100万人のうち99万9999人には問題がないわけですが、ある1人のお客さんにしてみれば「私の買った商品は壊れていた!!」となるわけです。その人の世界ではその商品に対する不良率のイメージは100%なんです。

why-important-Quality-for-makers

この考え方を理解できていないと、メーカーは瞬く間に破綻していっちゃうんですね。

「モノが完成してそれなりに量産できていれば万事オッケー」に見えがちですが、製造業にとってその品質管理は命運を分けるマジで大切な要素であるということ。

ある一人のお客さんにたまたま不良品が行く→クチコミで広がってしまう→返品対応、クレーム対応、生産の改善対応、売上減、会社のイメージダウンetc… ね、ヤバいでしょ?笑

しかもこの仮定で

  • 不良品が届いたお客さんがすごい影響力のある人物だった
  • クチコミが広がったときに「私も!俺も!」と共鳴してしまう
  • あることないこと掻き立てられSNSでさらに拡散…

とかあると、どんどん悲惨な状況に向かっていっちゃうわけです。

「QCD」という有名な言葉があります。製造業においては最も基本的な三原則ですが、この三本柱の1つ「Quality」を常に担い続ける重要な組織なんだ!ということでした。

ちなみにここの略称は「品証ひんしょう」です。他には品管ひんかん品技ひんぎなど。

技術全体に占める人数比1割~3割(業種によって重要度合いや対応業務の幅の広さがだいぶ違うと思われます)
年齢傾向生技と同じイメージ、もう少し上の人が多い気がするかも(40~50代)

品質保証の仕事内容

では実際なにをやっているかというと、

  • 各種品質に関わる設計/部署の管理、教育、指導
  • 部品や材料の品質維持、検査
  • 取引先(購入先、売り先)への品質管理
  • 検査機の管理、調整
  • 製造部門へのフォロー
  • 「PP」での最終チェック

という感じ。なるべく伝わりやすく書いているつもりなんですが、どうしても表現が固くなっちゃいますね。部署のカラーが見事に出てます。笑

僕が会社で聞いた話だと、比較的分析の仕事が多いとのこと。各種ツールを使ったり統計手法を用いたりだとかっていう意味での技術職と捉えるといいかも。ここだけ聞くと僕もすごい楽しそうって思えます。データ分析、大好物なので。

しかししかし。他の部署にはない強みもありますよ。

最も大きなポイントは製品の初期構想段階から量産後まで、全てのフェーズに関わっていけるのが品質保証部であるということ。これは他の仕事ではできない経験です。

わざわざ部署が分かれて存在している理由もここにあるというわけですね。国の三権分立と同じです。

実際、品証の発言力はものすごく強い。製品のどの開発フェーズであったとしても、彼らがNOと言えばその先には基本的に通せません。

それともうひとつ。
一般に「品質対応」という言葉からは「カスタマーセンター」みたいなイメージが湧くかと思いますが、もちろん品質保証部の人間自身が電話を取って「すみません、すみません…」とかやっているわけではないです。

Quality-assurance-department-is-not-customer-support

ただしカスタマーセンターが品質保証部の管轄であるケースもやはり多く、ここで吸い上げられた色んなレポートがまず品質保証部に集まっていくんですね。収集→分析→社内に展開という先導を取ります。

でもやっぱり、

「作った製品の不具合対応とかって、実際に開発した人たちの方が詳しいんだからそっちにやらせればいいじゃん」

って思いません?僕もずっとそう思ってました。

でも一度発売(量産)まで進んだ製品は開発部隊はもう関わらないのが普通なんですよね。あくまでも彼らは設計をする人たち。作り終わったもののアフターフォローまでやっている暇はないというわけ。

そういう意味で、量産設計最後のフェーズである「PP」でも、そのリーダーを務めるのは品質部門です。

試作から量産までの工程

この図で言う最後の工程です(「MP」はもう実際の生産なのでノーカン)。

これがわざわざ品質対応のために組織が分かれているもう一つの理由だった、というわけです。

彼らのような縁の下の力持ちがいるからこそ、企業は利益を出し続けられるんですね。

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みるみ
みるみ

僕の大雑把な性格では絶対無理。ただの感想文になってきた

4.調達

今回調達部門を含めるかは迷いました。一般には「事務職」と思われがちだから。

しかし冷静に「電機メーカーの調達が技術系の人間じゃなかったら」と考えたら、やはり「立派な技術職だな」と思えたので紹介します。

 

調達するのは「部品」や「材料」。

製造業はものを作るためにその材料が必要なので、色んなメーカーから色んな部品を買う必要があります。

それらの交渉や、「同じ能力があるより安い部品を探す」というコスト低減活動がメインの業務です。

ここはもう仕事内容の説明になっちゃうので次へ行きましょう。

技術全体に占める人数比1割~2割
年齢傾向20代~50代、比較的広い。業務内容によってはやはりベテラン世代がメインかも?

調達の仕事内容

主には

  • 仕入先の開拓
  • 価格交渉
  • 安定した供給の管理
  • 納期と数量の管理(←これ大事!!)

などなど。

ここだけ見るとマジで事務職ですが、そうでもない。

例えば、「製品のどの部分でどの部品を使用するか?」という作業は開発/設計部門が普通やりますが(「部品選定」)、量産設計をするときにそれを見極めるのは調達部門が舵を切ります。だってその部品が安く安定して買い続けられるかなんて開発/設計部門の人は分からないですから(もちろん部品選定の段階で量産性の有無はちゃんと検討してますけどね)

じゃあ「調達は安定した供給のあるメーカーだけ知っていればいいか」というともちろんそうでもない。

  • その部品がどういう役目を果たしているのか?
  • どういう仕様なのか?

を理解してなきゃそもそもどの仕事もできないと思いませんか?

Procurement-department-is-engineer-too-also

しかも、一般に言う「技術」の人間(つまり今回で言う開発/設計)って、イメージ通り「そういうタイプ」が多いので、そんな細かい数量管理だとかまでとてもじゃないけどできないんですよ。濁してますけど言いたいこと伝わりますよね?笑

それを手伝ってくれる部門はやっぱり必要なんです。品質保証も似た立ち位置かもしれません。

わりと営業に近い仕事とも言えるかも。しかし電機メーカーでの調達部門は、技術を分かっていなければ到底務まらない仕事であるというのはぜひ知っておいて欲しい。「調達エンジニア」なんていう言葉もあるくらいですから!

Check!みるみの一言まとめ

みるみ
みるみ

営業をやっていた人は調達エンジニアを目指すと天職になるかも?

5.特許、法規などその他の部門

最後は「その他」です。

  • 技術に含めるのか一般的な判断が難しかったもの
  • 部門としてはそこまで大きくない、会社によってはそもそもない

などの理由により細かく紹介するのはやめてこうしました。

該当しそうなのは

  • 特許部門(知財とも)
  • 扱う製品の周辺法規制など専門の人たち
  • 技術営業(FAEとも)
  • 企画

などなど。
僕の会社にはどれも居ます。打ち合わせレベルだけど一緒に仕事したりすることもよくあります。

細かい内容は次項で。

技術全体に占める人数比
年齢傾向

その他の部署の主な仕事内容

さっきの4つの例を軽く紹介するに留めます。

1.特許部門(知財とも)

特許はメーカーの命です。…さっきからこればっか言ってんな。

せっかく開発した新しい技術や製品も、発売したら他社にマネされて終わりです。それを防ぐためには、いかに速く技術開発をしてそれを特許で守るか、これに尽きます。しかもそれが先見性に富んでいた場合、他社はお金を払ってでも使いたい→特許料だけでガッポガッポというわけ。

これらに係る専任の仕事をしているのが彼らです。特許文を読んだことがある方は分かると思いますが、日本の特許ってめちゃ独特で無駄に分かりにくくて読みにくいし難しいので慣れた人たちが必要だったりします。

当然特許の内容について理解が必要なので、その技術内容に明るくないと務まりません。

2.法規制など専門の人たち

作っているものによっては常に国の法律、その他の条例などを気にしないといけないものがあります。一番分かりやすいのは自動車産業。

「こういうアイデア思いついたんだけど!」→「それは法律で引っかかるからだめだよ」みたいなお手伝いをしてくれます。

3.技術営業(FAEとも)

異色の2人が混ざった技術営業。

とても広い言葉なので定義は曖昧だと僕も思ってますが、誤解を恐れず言うとメーカー(電機メーカー)の営業はみんな技術営業だと思います。

だってその商材を売り込みに行くのに、細かい技術仕様が分からない人が行く?相手はだいたい開発/設計、もしくは調達とかです。当然それに答えられる知識・スキルは必要ですよね。

「FAE」というとまたニュアンスが変わってきて、「他社に納入したおっきい機械のメンテンスに行く」みたいな方がイメージ的に近いかも。「技能職」という言葉寄りかなあ。

4.企画

新しいアイデアや商品コンセプトを考えたりするお仕事。

いよいよ「技術関係ないだろ!」という感じがしますが、ここも線引きが難しいですね。

たしかに僕の会社にも「あえて技術のことを全く知らない視点での企画の人」もいれば、「頻繁に色んなお客さん(技術者)からヒアリングしてきて、自社の技術と組み合わせて新しい提案をする」という半ば営業みたいな企画の人もいます。

「技術職」ではないかもしれませんが、やっぱり技術を扱っている理系メーカーならどんな仕事でも知識は必要ってことですよね!

5つの部署のまとめ!互いの協力体制を理解しよう

ここまで5つ紹介してきましたが、最後にそれぞれの関係性を理解して軽いまとめにしましょう。

engineer-department-five-position

超ざっくりですが、こういうイメージ。ざっくりすぎて間違ってるまであるかも

開発→生技はまだしも、実際に調達から開発へ仕事が来るわけではないし、やはりこの図はフィーリングで感じてください…。

実際にはもっと色んな人達が居て色々口を出してくるので、こんなにシンプルにはいきません(怒)

少しは実際のイメージが伝わったでしょうか?

良いタイミングで良い例が見つかったので、ちょっと紹介。

engineer-Department-grouping-2

「技術展」として、一般には開催されていなくてメーカーなどしか入場できない展示会というのがよくあります。

たまたまその申し込みをしていたら、「職種は?」という質問でいい感じにグルーピングされていたのでご紹介。まさに今回の記事でお話したような項目が並んでいるのが分かりますね。グループ分け自体は、この質問をしたい目的によっても変わると思うので微妙な例かもだけど。

大切なこと:部署間で優劣はなく、どの部署でも技術スキルは求められる!

僕の会社でもそうですし他の多くのメーカーで同じことですが、今回紹介した5つ(など)以外にある部署は「技術」と明確に区別されることが多いです。

だって、当然「総務」や「人事」はいますよね。さすがに彼らに技術スキルが普段から求められるとは思えません。

そういう意味でこの5つに属するような人たちが「技術職」と呼ばれています。メーカーに勤めている社員全員が「技術職」というわけではないんですね。当然だけれども、内側から見ると随分イメージは変わるかと思います。

 

というわけで、(総務や人事などの「間接部門」は除いて)メーカーに務めるなら、どの部署であっても技術職としての能力は求められます。

しかしそれは、裏を返せば「基盤になる技術スキルを持っていれば、土俵(会社)が変わっても求められる人材であり続けられる」ということ!

極論、どれを選んでも専門職。スキルがあなたに残るので会社には依存しません。僕が一番この仕事を楽しく思えるところです。

今のご自分の仕事にそういうものはありますか?
ひょっとしてあなたの代わりはたくさんいませんか?

少しでも技術職というものが気になったら、ぜひ下記記事をどうぞ。

※執筆中です。しばらくお待ち下さい。

29 会社を利用してスキルアップ

それでは今回はこの辺で!

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