サイバーナビなど、タイムアライメントの設定方法と感想!車のオーディオまじで化けます

サイバーナビなど、タイムアライメントの設定方法と感想!車のオーディオまじで化けます

サイバーナビを始めカーナビの上位機種になると「タイムアライメント」という機能設定を使えることがあります。

車のスピーカーは左右のドアにあるのに対してリスナー(運転席や助手席など)はその中央に居ないことを解決する手段ですが、その設定方法がよく分からずあんまり活かせていない人も多いらしいので、ちょっと解説してみます。

それに合わせてタイムアライメントってカーナビのオーディオ設定の中でもまじでやべぇくらい音楽のクオリティが上がる設定だ!ってことも伝えていきたいです。

タイムアライメント自体の解説は省きます。

一般的な設定方法

まずはタイムアライメントの一般的な設定方法から。
一応リスニングポジションは運転席と仮定します。

  1. 運転席に座り、各スピーカーから自分までの距離を測る
  2. その数字をタイムアライメント設定に打ち込む
  3. 微調整する

ちょびっとだけ解説します。

1.各スピーカーから自分までの距離を測る

タイムアライメントは時間のズレを補正する機能なので、「どれくらい音が左右でズレるのか?」を知るためにそれぞれの距離が必要なわけです。

なので各スピーカーからの距離を測りましょうということになります。

自分側の測定ポイントは

  • 左右のそれぞれの耳(左側のスピーカーでは左耳、のような具合)
  • 鼻の少し前あたり
  • 頭の中央くらい

のようにちょっとパターンが分かれます。僕は中央派です。

スピーカーを変えている人はほとんどがフロントの2つだけだと思いますが、後ろも結構重要です。わりと低域成分が多めであること、自分より後ろから聞こえてくる音の程度によって満足感はかなり変わることなどが主な理由です。

car-door-speaker-example

ちなみにドアに見える穴ぼこ↑(スピーカー面)より実際のスピーカーは奥にあるので、その分も考慮できるとより良いと思われます。まあ差は分かんないと思うけど…。

僕の測定結果はこうでした。

car-audio-speaker-time-alignment-2

2.タイムアライメント設定に打ち込む

音の波、つまり音波が耳に届くまでの距離をカーナビに教えてあげることでその調整を行うことが可能です。

さっき測った数字をそのまま打ち込みましょう。

3.微調整

実際に聴いてみて微調整します。

数字をどっちに動かすとどうなるのかはめちゃめちゃ値を振れば分かるので、それを頼りにちょっとずつ動かします。ハマるポイントがあるはず。

やや値を変更して以下のような感じに。

speaker-distance-mesure-result

色々考えた末の僕の設定方法

…というのが一般的な方法なんですが、なんかパッとしないんですよね。

聴いてても「これほんとに左右で距離が最適化されてる?」と思う感じで、もっと全然違うところに良いポイントがある気がしてなりませんでした。

そこでちょっと仕組みから考える。

到達距離の時間を絶対値で打ち込む意味は…?「差」で良くない?

「スピーカーの距離が左右で違うから調整してもらう」という機能なので実測した距離を入力するわけですが、それって絶対値である必要があるのかな?とふと思いました。

タイムアライメントは各スピーカーの “距離の差” を埋める機能なので、そもそも絶対的な距離って要らないのでは、と思ったんです。

例えば、僕は一時期こんな設定にしていました。

car-audio-speaker-time-alignment-3

 フロントLフロントR
実測値142.5 cm102.5 cm
ゼロ基準の設定27.5 cm0.0 cm

このそれぞれの差は

  • 40cm
  • 27.5cm

ですが、要は「この差だけ分かればいいのでは?」ということ。

絶対値の大きさが必要な理由があるとしたら「その距離の中にそれぞれ波が何周期分入るか」の最小公倍数が変わるだけだと思うんですが、やはりここも「絶対値に対する差の割合」が等しければ意味は同じな気がします。

まあ本当に「各スピーカーの距離の差が必要なだけ」なら、実測値をもとにカーナビの中で勝手にそういう計算をするようになっているのかも。
(差を同じにして絶対値を大きくしてみたところ聞こえ方は違うような気がしましたが…)

で、実際はいうと、これめちゃめちゃ良い音しました。

もともと「タイムアライメントの設定は実際の距離を測って入力するもの」ということを知らなかったので、なんとなく適当に打っていたらどんどん最適化されてこういう風になったのがきっかけなんですよね。性格出るな、ほんと。笑

実際に数字を入れて調整してみる

とかまあ色々考えてはいたんですが…!!
そんなめんどくせえことは誰も興味ないだろうし自分でもバカバカしくなってきたので結局耳だけを頼りに調整しましたw

確かにゼロ基準換算バージョンも好きだったのだけど、それだけだとどうしても違う気がして、結局は「実測値をベースにちょっと差の考え方を取り入れてみる」みたいなところに落ち着きました。

最終的にはこんな風に。

time-alignment-front-r-position

  • 実際の距離
  • ゼロ換算の考え方
  • 微調整

などなど色んなものを取り入れつつ、なにより自分の耳をベースに設定した結果ものすごくハマるポイントになりました!!

まあ今回の話はやっていること自体が合っているかも分からないし、結局は自分の好きなようにひたすらいじりまくれってことですね。笑

効果:すげえ!!!

いやーやべえですわこれ。

この設定だけで一気にカーオーディオが化けます。

まじで一回やってみてください。「良くなる」っていうレベルじゃないです。「今まで聴いてたのなんだったの?」っていう別物のレベルです。

そういや普通にイヤホンで音楽を聴いたりする感覚ってこうだよなあ、って実感します。いかに車が音楽を聴く空間としてそもそも不向きなのかよく分かる。

音は波なので、その振幅がきれいにハマるポイントに調整されたとき効果は倍増します(そういうイメージ)。聞こえる音や情報量も一気に多くなり、バランスが激変。各スピーカーの出力設定(後述)やイコライザは絶対このあとに設定するべきです。

特に変わるのはボーカル付きの音楽で、定位が定まると本当にボーカルだけふわっと目の前に浮いてきます。ツイーターがなくても十分に音像の定位は上がり、明らかにボーカルは目の前から聞こえてくる感覚を楽しめます。

これは絶対多くの人に体験して欲しいんですよねー。
まあこの記事を読んでくださっている方はタイムアライメントを使えるナビを持っているんだと思うんですが。笑

 

ちなみにリスニングポジションが「フロントR」(右ハンドル運転席)のとき以外もこの際に設定しておきましょう。

time-alignment-front-l-position

「フロントL」はこのように左右で反対にすればいいだけなので(サイバーナビはRを入力するとLは勝手に値が反転されることを発見。プリセット保存みたいな使い方はできませんでした笑)、助手席に誰かを乗せるときはしれっとLに切り替えておいて「なんでこの車こんないい音するの!?」とか驚かせてやりましょう。

いい機会なので「スピーカー出力設定」もやろう

さっきちょろっと話に出た「スピーカー出力設定」というのもこの際にやっておきましょう。

speaker-volume-settings

こういうの。
たぶんこれはタイムアライメント設定より多くの機種で搭載されていると思います(名前や見た目、精度は異なると思います)。

内容は簡単で、「各スピーカーの音の大きさを個別に変えよう」というものです。

「遠い分音量を上げよう」とかそういう風に使います(そんなに単純じゃないですが)。

タイムアライメントの設定をやった上でこっちの調整をするのがベターです。なぜなら「まず普通の環境で聴いている」という状況にしてから音量調節に入るべきだから。これは他のオーディオ設定項目全てに当てはまります。

僕の設定はこんな感じ。

speaker-volume-settings-2

※こっちは左右連動してませんでした

スピーカーの出力っていうものは「下げる」より「上げる」方が品質の劣化が起きやすいので本当なら「0をマックスにして差分をマイナスで表現する」のが望ましいんですが、車の中では僕は音量を取ることを優先にして「0を基準にしてプラスで表現する」ことにしています。

ここは結構好みの割合が大きいと思うので、自分で実際に聴きながら適当にいじってみるのが一番良いと思います。

基本的には近いところは小さめな傾向になると思います。あと僕は左側にドラムやベース系がいるのが好きなのでそういうのも意識した数字になってる気がします。

ここまで込みでセッティングが完了すると、さっきから同じ表現ばかりで恐縮ですがなんとも心地の良い「ピッタリとしたハマりの良さ」みたいのが感じられます。「これ以外には考えられない!」みたいな。

絶対やってほしいと思います!

おわりに

というわけでタイムアライメントの設定とそれに関するなんやかんやでした。

製品内でもあんまりちゃんと説明されていないケースが多いので(三菱のダイアトーンサウンドナビは除くw)、特に見向きもせずに忘れられているケースが本当に多いと思いますが、こんなに手軽な作業に引き換えスーパー効果のあるAVセッティングは他にないとまじで思います。

絶対やるべきです。

具体的に数字を打ち込めなくても「リスニングポジション」の選択はできる機種も各メーカーで結構あるので、この記事を読んだ方はご自分の車でぜひ見てみてください。メーカー純正、もしくはディーラーオプションでも探してみる価値あります。

今回は以上!

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みるめも

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