カーナビの取り付けキットを買わずに単品で部品を揃えて安く抑える方法

カーナビの取り付けキットを買わずに単品で部品を揃えて安く抑える方法

この記事では、(取り付けはさておき)カーナビを自分で購入しその他に必要なものも全て自分で揃える場合にとって一番難しい部分である「取り付けキットなどを調べたのちに必要なものだけを単品で準備する」ことについて説明してみたいと思います。

既に「何を言っているかわからねぇ」状態だと思いますが、まあ一応頑張って書いておきます…。

この記事で説明したいこと

この記事で書いてあることがなんなのかを無理やり一言で表すのなら、以下のようになります。

本当に必要なものだけを厳選して、カーナビの取り付けのために買うものを最小限に抑えるテクニック

だいぶ無理があるまとめ方になっているんですが、導入くらいは分かりやすく始めたいのでこれで行かせてください。

取り付けに必要なものは「取り付けキット」で揃うけど…

toritukekit

前提として「取り付けキット」がなんなのかということと、その「適合情報の調べ方」は理解されているとしています。

それぞれについてまだの方は、上記記事で解説していますのでぜひお読みになってください。

自分の車の状況と欲しいナビについて理解し、適合情報サイトも使えるようになって必要な取り付けキットも分かった…!

というところで、最後に立ちはだかるのが今回のお話です。

取り付けに必要な取り付けキットの型番が特定できても、実際に取り付けで使うのはそのキットの中身の一部だけ、もしくは他にも足りないものがあるということはよくあります。

今回はその「取り付けキットのうちの少ししか使わない」ときに、キットの購入が無駄になってしまうのを防ぐ手段を紹介するというわけです。その「使う一部の部品」の代替商品をどうやって探すのか?という内容になります。

なお、「他に足りないものがある」については【保存版】社外品カーナビを買うとき、他に必要なものとその調べ方まとめの記事を読めば概要は掴めると思います。

基本的な考え方

「代替商品を探す」ということに関して、まずは基本的な考え方を説明します。ここが分かれば、細かい例外を除いてだいたいのイメージは掴めるはずです。

必要なのは主に「接続ハーネス」

さっきから「代わりの部品を安く探す」と言っていますが、実際に探すことになるのは車とナビを繋ぐ接続ハーネスの部分です。

car-connect-cable

これらケーブル類を総称して指すこともありますが、今回言っているのはこの一番手前のものにあたります。

「ハーネス」とは「ケーブル」のような意味に置き換えてもらってOKです。「1本だけではなくて束になってまとまっている」みたいなニュアンスがあります。この業界ではよく使う言葉なので覚えておくといいと思います。

詳細はさっきの【保存版】社外品カーナビを買うとき、他に必要なものとその調べ方まとめの記事で書いていますが、

ナビ側のコネクタはナビに付属しているハーネスがあるので問題ないけれど、車側のコネクタ形状やピン数はまちまちなので、それらにあった、間に挟む変換ケーブルが必要

というイメージです。

car-navigation-connect-fig

この紫色で囲った「変換ケーブル」に相当するものが、都度必要になるということ。

これは本来取り付けキットに入っているのだけど、実は単品でも同等商品が市販されているのでそれを使おうというのが今回の流れです。

コネクタのことをカプラーと呼ぶこともあります。

これがカプラー。

コネクタのピン数さえ合えばいい

接続ハーネスの仕様項目としては主に

  • コネクタのピン数

のみです。ピン数とは、

connector-example-24pin

このコネクタ(カプラー)のピン(金属部分)の数のことで、例えば

connector-example-28p

これは28ピンだし、

connector-example-16p

これは16ピンというわけです。

車とカーナビ間でやり取りする情報の種類は万国共通と言ってもいいくらいだいたい決まっているので、コネクタの形(ピン数)さえ合ってしまえばあとは問題なしということです。

余談ですが、導線一本一本の色分けもちゃんと決まっています。

car-navi-connect-cable-color

実際に配線で繋ぐときも同じ色同士を挿していけばいいだけなので安心です。

適合するコネクタのピン数を調べる

というわけで、車側のコネクタのピン数さえ分かってしまえばいいというところまで分かりました。

再度確認しておきますが、車から伸びているのはギボシ端子(※)なので、必要な線さえ伸びていれば形状などの適合は関係ないです。

car-navigation-connect-cable-giboshi

※この図の車側は例です。

「ギボシ端子」とは

giboshi-connect

このように導線の先に直接差し込み合える金属片が付いているもののこと。オスとメスがあって、車側に伸びることになるギボシ端子もオスとメスそれぞれ分かれます。

で、

「そんな車側のコネクタの仕様なんてどこから調べればいいのよ!」

というところだと思いますが、実はそれを調べる方法もちゃんとあるんです。

これらは「適合情報調査サイト」とでも言うべきもので、カーナビの取り付けに関わるあらゆる情報が辞書のように載っている「本」をネットで見られるようにしたものです。詳しい使い方は下記記事へ。

2つあるのは運営元の違いと、それによる使い分けによるものなんですが、今回の「コネクタのピン数を知りたい」という要望に関しては「BEST KIT」を使います。

best-kit-example-connect-cable

これが車種ごとに必要な取り付けキットなどの情報が載っている部分なんですが、

best-kit-example-connect-cable-2

よく見ると「付属コネクター」という欄にそれっぽい数字が書いてあることが分かります。そう、これが「ピン数」です。

example-connect-cable-main

これがメインとの接続ハーネスとなる方の絵。「配線コネクター」などとも書かれます。

含まれている信号ラインは

  • GND(アース)
  • ACC電源
  • イルミ電源
  • Backup(常時)電源
  • リバース信号線
  • 各種スピーカー信号

などです。

example-connect-cable-speed-pulse

こっちの絵は車速信号線」の図。

「車速パルス」といって、車の速さを信号として読み取るときの波形を模した絵です。ECU(車の頭脳)など繋ぐ先が違ったりするので上記の接続ハーネスなどとは別になっています。他にも、

  • リバース信号線
  • パーキングブレーキ選

がセットになっていることが多いです。

と、いうわけで、必要なものは調べられました!

代替商品を選ぶ

あとは実際の商品を探すだけです!基本的にAmazonがおすすめ。

楽天やヤフーは品揃えの問題はもちろん、出品者がごった返している状況ゆえ同じ型番での安物互換品を掴まされたり色々おすすめしません。Amazonで見つからないときは覗いてみるくらいがいいと思います。

主に「エーモンのAODEA(オーディア)シリーズ」か「STREET(ストリート)のMr.PLUSシリーズ」の2つから調達することになります。

amon-aodea-cables

車に関わる製品ならなんでも売っているエーモン。こちらは企業としてもかなり有名です。ほぼここで手に入れられます。

street-mr-plus-ah-series

STREERの方は、メインの接続ケーブル以外で「良い互換品」を作ってくれていることもあり、色々お世話になるメーカーです。

ちらっと話していますが、必要な情報は「車のメーカー名」と「ピン数」だけでOKなので、だいたい使うものはいつも一緒です。

例えばトヨタ車なら多くは

best-kit-example-connect-cable

このパターンなので、

toyota-10p-6p

「10P/6P」の表記があるこれと、

5p-car-speed-pulse

トヨタ車の5ピンタイプの車速も見つければOK。

toyota-antenna-code

あとはアンテナ変換コードもSTREETから手に入ります(後述)。

ね、意外と簡単でしょう?

「10P/6P」となっているのはあまり深く考えなくていいです。

10p-6p-cable-audio-toyota

商品説明にもこのように詳しく書いてありますが、ナビの動作に必要な重要な部分はほぼ10Pコネクタの方でまかなえるので適合情報サイトにも「10」としか書いていないだけです。

実際には上の図のようにリアスピーカーなど別の出力にちゃんと使います。

ちなみに、一番店舗で一般販売されていなそうな商品に思えますが、普通のカー用品店でもかなりの種類の在庫がたっぷり置いてあります。それもそのはず、お店見積もりしてもらって取り付け作業をするときもこの在庫の商品を使っているからですね。

価格にほぼ差はないと思うので、ネットでも店舗でも好きな方法で手に入れちゃってください。

補足:ハーネス以外の品について

取り付けキットに含まれている主な部品は、

  • 接続ハーネス
  • アンテナ変換コード系
  • ステアリングリモコン用ケーブル
  • ブラケットなど金具類
  • 化粧パネルなど枠埋め類

などです。

ここまで説明してきたのは「接続ハーネス」についてでしたが、その他の部品についてはどうすればいいのかも軽く補足しておきます。

アンテナ変換コード系

antenna-translate

ラジオアンテナ系のケーブルのことです。

ここも接続ハーネスと並んで簡単に置き換え可能な部類で、車種のメーカー名だけでもおおよそ絞り込みが可能です。商品数も少ないので比較手楽でしょう。

ステアリングリモコン用ケーブル

Steering-remote-control-cable

ハンドルのスイッチを継続的に使えるようにしてくれるもの。

普通の取り付けキットには入っていないことが多く、もともと別で購入する必要があるものと理解しておいたほうが良いです。

ただしパイオニア(JUST FIT系)の「ダイレクト接続ハーネス」などではその機能も一緒になっているパターンがあるのでここに記載しています。

ブラケットなど金具類

fitting-kit-braket

ここは最も代替がきかない部品です。「そのナビと車に合ったブラケット」というものは汎用性がないため、基本的には取り付けキット以外では手に入りません。

ですが、特に困らなくて大丈夫です。理由は大きく2つ。

まず、取り付けキットにブラケットが含まれているパターンは実はそこまで多くないんです。なので、どうしてもブラケットが必要な場合はもうまとめて取り付けキット自体を選択するということもありますが、そういうケースはそこまで心配しなくていいということ。

もうひとつは、正直ブラケットはなくてもナビの取り付けは問題なくできることが多いです。あまり正規の方法ではないので公にここでは言えませんが、いずれにせよブラケットについて悩むシーンはほぼないと思っていただいて構いません。

化粧パネルなど枠埋め類

fitting-kit-panel

パネルもやや代替部品数は少なめ。ですがブラケットよりは汎用製品は売っています。よく使われるものが単品化していたり、その車種の特性上必要になることが多いものなどが商品化されています。

が、実は化粧パネルのみが必要になるパターンというのはそもそも現実的にはほぼ発生しないんです。

理由は、

隙間を埋めるパネルが必要

つまり「今付けているナビ、もしくは枠より小さいサイズのナビ」に付け替えるときに必要になる

わざわざ買い換えるのに、今より小さい画面サイズのナビにする人は普通はいないのでは?

ということです。

これ以外のパターンで化粧パネルが必要になるケースだとそもそも取り付けキット自体もフルセットで必要になるのがほとんどなので、「化粧パネルだけを探す」ということはまず起きないということです。

まとめ

かなりピンポイントな内容でしたが、以上でだいたい内容としては書きたいことは書けました。

たぶんこの情報を既に調べに来ている時点でかなり詳しい方たちだと思われますので、少しでも助けになれるくらいでいいかなと思ってます。なにより、この辺の話を文字だけで全て伝えるのは無理がありすぎる…。笑

ここだけ見るとかなり楽勝のように思えますが、実際には例外だらけな感じで、たぶんいきなりの実践は難しいです。そんなときはいつでもコメントなりでご質問なさってください。分かる範囲で答えます~。

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